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その年に、だからこそ

2011年06月16日 00時13分13秒 | スポーツ

 ISU(国際スケート連盟)が理事会で、2013/2014シーズンの世界フィギュアスケート選手権を東京か埼玉で開催することを暫定的に決めたというニュース
 2011東京大会の開催を断念したとき、ISU会長が「近いうちにまた日本に機会を」とコメントしてたし、日本スケート連盟は2014年か2015年の開催に立候補する方針を打ち出していた。
 フランスが「来年(2012年)の開催を日本に譲ってもいい」と一時申し出たが、それで1年ずつずれていくのも、開催予定が決まっている各国に影響が出るところ。特に、2013年予定のカナダはソチ五輪直後の2014年開催に難色を示していた。五輪直後の世界選手権は、有力選手が欠場して盛り上がりに欠けることがあるからだ。
 Twitterでは、「オリンピック直後で選手たちは疲労がたまってるのでは」と心配する声があった。たしかに、両方出る選手は負担が大きいかも。しかし、その時期こそ、日本開催に相応しく、また価値がある。
 突然の災害で急遽他国に引き受けてもらった今年のことをふまえれば、たとえ五輪メダリストが来なくても、日本がしっかり開催すべきだと思う。
 そして。ソチを目指して頑張る選手たちの多くがオリンピックに出られない、選手層の厚い日本。あと一息でソチに行けなかった選手たちに、晴れ舞台が用意できるんじゃないだろうか。
 バンクーバー五輪に行けなかった中野友加里は、世界選手権代表に選ばれていた。怪我の回復が十分でなく、実際は出場しなかったけれど、もし出られていたら、最高の引退試合になったはず。
 高橋大輔は「ソチまで頑張る」と言った。年齢からいって、2013/2014シーズンが現役最後になるだろう。今ジュニアの若手たちが順調に伸びた場合、高橋大輔がソチ五輪代表になるとは限らない。フィギュアの歴史に名前を刻んできた名選手が選ばれなかったとき、地元開催の世界選手権があったら、きっとこちらは代表になるだろう。輝く姿を見ることができる、と思う
 ブライアン・ジュベール選手が2012年フランス大会を最後に引退すると噂されているが、ISUは同様のはなむけを高橋大輔に贈ろうとしているのかもしれない。
 なんて気を回し過ぎ?! 大ちゃんあっさりソチ五輪代表になって活躍して、「もう疲れたから世界選手権パスします~」とかいう可能性もあって ただその場合、若手が十分伸びなかったってことになるんで、それはそれで悩ましいものがあるのでは・・・
 来年のことどころか3年先のことを言って、鬼がどこかで大爆笑

コメント
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