好きな芸能人のメガネ率が高い私。香港ヒットチャートがらみで調べていて、またお気に入りになりそうな新人メガネ男子を見つけてしまった。
扈佳榮(アレックス・ウー)。広東語発音はウー・ガーイウィン、北京語発音はフー・ジャーロン[hu4 jia1rong2]。昨年の英皇新秀歌唱大賽で4位になり、EEGと契約、今年Music Iconレーベルからデビュー、だそうだ。
(このブログにときどき出てくる“新秀”こと新秀歌唱大賽は、1982年に香港テレビ局TVBとレコード会社の華星/Capital Artistが合同で開催を始めた新人歌手コンテスト。97年からTVB単独開催になると同時に、全球華人新秀歌唱大賽として、香港以外の世界各地からも地区代表が参加。2004年は英皇/EEGと合同開催で英皇新秀歌唱大賽に。2005年からはTVB8が全球華人新秀歌唱大賽を、英皇が香港地区選抜大会を英皇新秀歌唱大賽として開催している。詳しくは
維基百科と
こちら)
こちらの
記事によると、子供のころアメリカに移住。大学で人文学と音楽を専攻。学生時代に何度かコンテストに参加して入賞。07年に香港に戻って新秀に参加。プロフィールの
獲得した賞を見ると、全球華人新秀のアメリカ地区選抜にも出ているが、3位に終わって代表にはなっていない。香港で出た07年も4位だから、香港代表になれなかったわけだ。
にもかかわらず、あっさり契約→デビューが決まってCDも出るらしい。それは記事にもあるように「学生っぽいルックスとクリアな声で学園で人気が出そう」だから、若いうちにさっさと売ろう!という戦略と思われる。確かにこの写真を見た限りでは、成熟した大人の雰囲気で売るタイプではない(笑)
TVBのMVを見ると、顔立ちの下半分がどことなく似ているせいか、ちょっと張敬軒(ヒンズ・チョン)みたい。黒の角ぶちメガネは方大同(カリウ・フォン)っぽい。新秀のときの映像ではメタルフレームのメガネだったので、顔の印象はかなり違う。「
Hurt So Bad」と「
I Believe」(韓国語→北京語→広東語→英語)を歌っている。
1位の駱振偉や2位の鍾浩賢と比べるとボーカルの線が細い(体も細い
)。
ところが、最近の映像で「
你把我灌醉」を歌うのを見たら、、、なんだか堂々としちゃって、好き放題やってる(爆)。ファルセットもバリバリ、最後のサビに入るところでうなってみたり^^; マイクの動かし方、左手で拳を握るところ、なんか似てる・・・蘇永康に
9月27日に開催される
2008年英皇新秀歌唱大賽の決勝、サイトのメインページに英皇新秀の先輩たち11人の写真が出ている。中心は泳兒(ヴィンシー)、両隣に呉浩康(ディープ・ン)と洪卓立(ケン・ホン)。その次は鍾舒漫(シャーマン・チョン)と陳偉霆(ウィリアム・チャン)。実績とプロモーションの優先順位が見えるような…。
扈佳榮は中心から4番目、けっこういい位置に置かれている。これは新秀では先輩にあたる数人を飛び越えて、今年売り出そうという会社側の意欲の表れか。
まだCD発売予定は出てないが、蘇永康コンサートで香港に行くころには発売されてるかな? ちょっと楽しみ