AKB48の旅

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被選挙権についての小考

2013年03月15日 | AKB
ツイッターとかと某所情報なんで、ナイーブに受け取ってはいけないのは分かってるけど、まあ話半分ということで。

流れてくる情報を信じるなら、今年の夏シングルも、総勢何人かは諸説あるけど、どうやら大人数選抜のよう。となると、誰が選ばれて誰が落ちたのか、ボーダー当たりのメンバーのファンであれば一喜一憂、戦々恐々だろうけど、私的に最大の関心事は、海外移籍組が選ばれてるのかどうか、ここに尽きるように思う。

今年も総選挙があるのであれば、この31stシングルに投票権が付くのは確実だろう。そもそも大人数選抜になってるというのも、多分に選挙を意識してのことだろうし、AKBのシングルなのに、AKBG全メンバーを対象とした選挙になってることへの、これは幾ばくかのエクスキューズでもあるんだろう。

現状分かってるところでは、宮澤さんと高城さんが選抜に入ってる可能性が高そう。もちろん断定はできないけど、この情報が正しいとして、そこから何が言えるかというと、SNHとJKTのメンバーに、被選挙権が与えられる可能性が高いということになる。

宮澤さん高城さんが選抜に入っていて、であるにもかかわらず被選挙権がないなんてことはあり得ない。ここで効いてくるのが、海外移籍組の身分が、「兼任」とかではなくて「移籍」だということ。宮澤さんの所属先がSNH、高城さんがJKTである以上、二人だけに被選挙権を与えて、SNH、JKTの他のメンバーに与えないなんてことは考えにくい。そんなことをしようものなら、ある種、差別的待遇とすら言えてしまいそう。

最初に海外移籍の話が出た時は、確か「留学」という言葉を使ってたと思う。これだと、日本国内の所属を残したまま、例えばAKB所属のままで「保留」とかの扱いも可能だったろう。けれども、実際に使われた表現は「移籍」なのであり、結果、日本国内の所属先は、形式上なくなってしまった。

このあたりは、もしかして当初は、単純に移動距離のことを考えて、「兼任」は物理的に無理があるんで「移籍」になったのかもしれない。あるいは大意「海外に行くからには死ぬ気でやってこい」という、秋元康氏、あるいは高橋さんの言葉があったので、「留学」という中途半端に聞こえる身分を避けたのかも知れない。

もしそうであるならば、これもいつもの秋元康的な、結果オーライの典型なのかも知れない。大人数選抜となると、海外でのチャレンジという、AKB魂を体現してる海外移籍組を入れないわけには行かない。そこで宮澤さんと高城さんを選抜に入れる。すると二人に、被選挙権を与えないわけには行かない。であれば、SNHとJKTに被選挙権を与えなければならない。

というわけで、今回の総選挙の最大の変更点は、以前の予想通り、被選挙権になりそう。あとは投票権の付与ををどこまで広げるのか。SNHとJKTのファンクラブがどうなってるのか知らないけど、そちらにも投票権が付くようなら、選挙結果には、少なからぬ波乱の余地が生まれることになる。

いちおう最後の但し書きだけど、以上の考察は、宮澤さん高城さんが、31stシングル選抜に入ってるというのが前提である、というのは言うまでもない。もしそうでなければ、全部チャラと言うことで。