AKB48の旅

AKB48の旅

茅野しのぶぐぐたす3月06日11:23のコメント

2013年03月07日 | AKB
以下茅野しのぶぐぐたす3月06日11:23のコメントの引用

HKTは、今すっごい面白いよ。
ただ、スタッフが一人一人の個性というか、タレント性を伸ばす努力をした方が良いかな。まさにAKBの初期に一番似てる。みんな未熟で手探りでだけど面白い事をしたいパワーがあるかな

以上引用

NMB、そしてチーム4の経験から、HKTは意図的に育成方法を変えてる、そう考えてきたし、何度か書き飛ばしたかと思うけど、このしのぶさんのコメントを読んだ時には、小さくガッツポーズしてしまったぞ(ホントはしてないけど)。もっとも、このコメントの下には、NMBを褒めてるコメントもあるけどね。

HKTのCDデビューが遅れたこと、その最大の理由がこれ、「AKBの初期に一番似てる」なんだと思う。つまりは試行錯誤の繰り返し、失敗の繰り返しと、であるにもかかわらずなかなか成長できないという状況を敢えて狙った。単に「似てる」んじゃなくて、意図的に似せた。たぶんそういう考え方で間違ってないと思う。

NMBの場合は、最初から傑出した人材に恵まれたが故に、促成栽培という道を選んでしまったけど、その負の側面が予想外に大きかった。その結果として、一例、城恵理子さんという逸材を失う羽目に陥った。チーム4の場合は、「AKBの初期」よりもすべての面で圧倒的に恵まれていたのに、「化学反応」を起こすことに失敗した。

運営サイドによる実際の分析がどのように行われたかは、もちろん分からないけど、HKTという実際のアウトプットを見るなら、まずは極めてプリミティブなレベルでスタートさせて、公演という形で、微小レベルの試行錯誤を促す。次に二期メンバーの募集、メンバーの脱退やさっしー投入など、イレギュラーな外乱を加えることで、内部的に創発を促す。

もちろん自覚的ではないのかも知れないけど、「AKBの初期」に起こったことを、そっくりなぞろうとしてるように見える。明らかに違うのは、センターを加入したばかりの田島さんにしたことだけど、ここは秋元氏に確信があったんだろう。センターには特殊才能が必要で、そこは前田さんを選び出した秋元氏を信じるしかない。

そうやった上で、どこかの段階でさっしーを切り離して、第2の高橋さんが現れるのを待つしかない。今のところ穴井さんにはできそうもないけど、それを言うなら、高橋さんだって当初はそう思われていたのだし。

けれども、実際には、ここのハードルこそが圧倒的に高いことは、何度も書いた。今後のHKTは、「AKBとは高橋みなみのことである」という事実、二重にも三重にも含蓄のあるこの言葉に、否応なくぶち当たることになるのかも知れない。