イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

前半抑えて、後半上げる

2021-03-04 09:40:50 | その他のスポーツ
 昨日のノルディック世界選手権男子15kmフリー。
 スタート前、優勝候補として紹介されたのは、RSFのボルシュノフと、ノルウェーのクルーゲル、レテ。
 ボルシュノフはスキーアスロンで優勝。2位から6位がノルウェーの選手で、スキーアスロンはマススタートでしたから、まさにノルウェーの選手を抑えてというレースでした。

 昨日の15kmフリーも、途中の通過タイムでは、ボルシュノフがかなりよくて、逆にノルウェーの選手は抑えているのだろうという、今井博幸さんの解説でした。
 その中で、アムンゼンだけがボルシュノフと近いペースで走っていました。

 5kmのコースを3周。全く同じコースではないことが最初に説明されました。とてもタフなコースだと。

 2周目を終えたところでも、ボルシュノフがアムンゼンを抑えて一番速かったのに、そのあと失速。
 アムンゼンはシード選手ではなく、スタート順は10番目だったかと。
 トップタイムでゴールするだろうと思われたのに、ゴール近くの下りから上りに変わるところで転倒。バランスを崩したように見えました。下りのコーナー、疲れてきたらきついんだろうと思います。
 それでも、ゴール時点でトップタイム。
 
 今井博幸さんの解説では、10秒くらいのロスはあっただろうと。
 ボルシュノフもラストは勢いを取り戻していたけれど、アムンゼンの記録に届かず。

 シードの選手がどんどん入ってきても、アムンゼンを越える選手はなかなかいなくて、最終的に越えたのは2人だけ。
 ホルンとクルーゲル。ノルウェーのメダル独占となりました。
 ホルンの記録は33分48秒7。
 
 タフなコースを考えたら、前半抑えて後半上げるという戦略が見事に成功と解説あり。
 
 ノルウェーの国技という話も同じく今井さんからありましたが、若手あるいはジュニアでもいい選手がたくさんいると。

 まだ、リレーもあるし、50kmもあるし、短期間の中で、次々とレースをこなす距離競技。ほんとにすごいと思います。


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