松原拓矢選手、ドーピングで資格停止

　ハンマー投げの松原拓矢選手が、禁止薬物の検出で2年間の資格停止処分。

　サンスポコムによれば、昨年9月の日本学生対校選手権でのドーピング検査。
　検出されたのは、ホルモン調節薬「クロミフェン」
　その時の結果は、64m73で3位。それは失効。

　松原選手は、意図的な摂取ではなく、海外製のサプリメントが原因と考えられると主張。

　原因物質がわかっているなら、摂取しなければいいのに…という思いもありますが、陽性が出た時点で、摂取したものをすべてチェックしたのかもしれません。

　松原選手は大学院生。文理学部修士コース。同大陸上競技部のHPに出ていました。
　出身高校は関西大倉。
　競技継続のために大学院に進学することもあるでしょうが、基本的には研究を継続するためなんだろうと思います。修士論文を書く必要あるし。

　そういう中で、海外サプリを摂取ということ自体が、見通しの甘さという感じもします。

　日大のハンマー投げは、釜本文男さんという偉大なる大先輩がいて、そういう意味での伝統もあるはず。それとドーピングへの不注意は直接的なつながりはないと思いますが、処分は処分として、海外サプリが原因というのなら、どういう物質が入っていて、それが表示されていたのかどうか等々、公表すると今後の対策になるように思います。