非公表情報の公開

　25日付の中國新聞デジタルに、非公表情報が個人のブログで公開されたという記事が出ていました。

　個人といっても、塩崎恭久衆院議員なので、公人の立場と言えるでしょう。
　公開したのは『新型コロナウイルスに感染して死亡した高齢女性の入院先など』

　なぜ非公開情報がわかるのかという疑問も感じますが、塩崎議員は愛媛1区選出。
　ブログに公開したのは愛媛県での事例。
　で、どうやって入手したのかはわかりませんが、支援者等から情報を得たのでしょうか?

　いずれにしても、中村時広県知事は
　『公人の立場にありながらプライバシーへの配慮に欠ける。謝罪された方がいいんじゃないかと思う』と苦言。

　一方、塩崎議員の回答は、
　『わずかな接触でも感染拡大のリスクがあることを理解していただくために必要な記載をさせていただきました』
　ということは正当性というのか、プライバシーよりリスクの理解が優先という考え方なんですね。

　木村花さんの自殺とSNSの関係がニュースで報道されていたのが、24日頃でしょうか。亡くなられたが23日でした。

　塩崎議員がブログに公表したのは24日。タイミング的には同じ頃になりますが、特に大きく取り上げられてはいないように思います。

　問題点としては共通する部分があるように思いますが、今後もし続報がでるようなら注目しようと思います。