原発とプルトニウム

　福島第一原発事故以降、議論となっているのは、　
　「電力は足りるのか」という話。

　だけど、原発の存在はそれだけでは語れません。
　軍備・兵器との関係。
　プルトニウムの生成。

　週刊新潮「辛坊治郎の甘辛ジャーナル」で、そのことがわかりやすくまとめられています。
　もちろん、ずっと以前から指摘されていたことですし、課題として存在していたはず。
　しかし、それをマスコミで取りあげることないみたいです。

　原発推進派、あるいは原発擁護派の中には、核武装との関連を考えている人たちもいるだろうと。
　むしろ、その点で「脱原発など絶対認められない」という人がいるのでしょうね。

　辛坊治郎さんはその点を
　『「脱」原発とは、安全保障の枠組みを含めた、戦後の巨大な流れからの「脱」なのだ』とまとめられてます。

　すごく肝心なことだと思いました。