イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

横井庄一さんの生年と召集年

2020-01-30 11:34:40 | Weblog
 週刊朝日の連載「司馬遼太郎と昭和」に、横井庄一さんのことが書かれていました。

 日本に戻ったのが1972年2月。
 中学生だったから、その時のことは覚えているけれど、年齢のことはあまり考えていなかった感じがします。
 
 今回の記事で、1915年生まれとわかり、私の両親と近い世代。当然と言えば当然で、父も召集されているから。
 横井さんの方が6つ上。
 横井さんが召集されたのは1938年。23歳。
 太平洋戦争は1941年12月からなので、1938年だと召集されてどういう任務にあたっていたのでしょう?
 だからなのか、いったん帰国したと書いてあります。南方に進出していたんだっけ? やっぱり、その辺の歴史をよくわかってないことを自覚します。

 横井さんはその後、1941年に召集されて満州へ。1944年3月にグアム島に送られたと。満州からグアムというのも、気候を考えるとすごい変化。戦況にも大きな変化があった時期でしょう。
 その時点で、横井さんは29歳になってます。
 終戦は1945年8月ですから、横井さんは30歳ですね。

 私の父は、20代半ばで終戦を迎え、その時点で失明していたのですが、いつ日本に戻ったのかはわからないです。
 そういう話を具体的に聞いたことはないです。

 横井さんが日本に戻った時にも、父の体験と結びつけた話を聞いた覚えはないです。ただ、それはもう忘れてしまったのかもしれません。

 こういう記事を読むと、父からもっと詳しい話を聞いておけばよかったと思うのと、実はけっこういろんな話は聞いていたのに、子どもだったこともあり、記録として残したものはないです。
 だから、記録を残すための会話をしておけばよかったとなぁと。

 横井庄一さんは、書籍を出しているし、そういう点での記録は残っているわけですが、今回の記事を読む限り、文章だけではわかり得ない、すごい暮らしをしていたんだろうなぁと思いました。


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