イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

地位・立場による外見やお金の使い方

2018-09-22 11:16:03 | 雑感
 舛添要一氏が都知事時代に、公費の使い方でいろいろ問題視されました。ホテルの部屋が高価すぎるというのもあったかと思います。
 それに対して、舛添氏は都知事たるものが、安い部屋にとまれないというか、相応の部屋でなければ対外的な権威が保てないというような話をしていたように思います。

 そういう考え方が、政治家や首長にあるとしたら、例えば、3800円のカツカレーなんてごく当たり前の出費という意識なの?
 
 服装にしても高級スーツなのでしょう。そういう服装で、カレーを食べて、シミがついたら大変ですよ…。
 そういうクリーニング代も惜しむ必要ないのか…。

 90年代のことですが、出張で夏季休業中の小学校に行った時のこと。玄関脇の花壇の手入れをしていた、肌着のランニング姿の男性。
 こちらの紹介と来校の用向きを伝えたら「校長室で待っていてください」
 一緒に行った同僚は「用務員さんかな?」 私の判断は「校長先生でしょう」

 校長室で待っていると、ランニング姿の男性がやってきて、「ご苦労様です、ちょっと着替えてきますから」と、いわゆるクールビズの服装で応対してくださいました。

 冷房のきいた校長室で、来客者をで~んと待っている校長というのもありかもしれませんが、校地の整備を自ら汗を流してやっている姿には感銘を受けました。
 用向きの話もごくスムーズに進んで、暑い1日がさわやかな気持ちになったことを覚えています。
 
 もうそういう時代ではないのかもしれません。


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