イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

消えた年金、消した名簿

2019-12-03 09:12:02 | Weblog
 桜を見る会の名簿が、紙に関してはシュレッダー。電子データは削除。
 
 以前、消えた年金が大きな問題となりました。自分の年金がなくなるかもしれないということで、関心は高く、でも、その後どうなったのか。完全に復元というのか、発掘というのか、処理できたのか。

 データ・記録というのがいかに大切で、なくなったりしたらその処理がいかに大変かがわかった例。

 しかし、今回の名簿に関しては、意図的に消してます。
 来年も実施されるはずの行事で、名簿がなくなったら招待客の決定に大きな支障が出るはずなのに。

 シンクライアントシステムで、サーバーのデータも復元できないと言ってた総理。国会答弁。
 最初「新クライアントシステム」かと思いましたが、調べてみたらThin client system。
 特に真新しいことでもないようです。

 サーバーを利用する理由は、主に保存を確実にすることだと思います。
 端末が壊れたという場合に、データがサーバーにあれば業務に支障が出ない。
 だから、サーバーのデータが復元できないようなシステムを選ぶというのにも疑問を感じるし、少なくとも、紙媒体のデータと同時にサーバーのデータまで消去するというのは、意図的な情報消去。証拠隠滅と思われてもしかたないでしょう。

 消えた年金の時には、公的年金保険料の納付記録漏れが大問題。
 記録をきちんと残すことの重要性と難しさというのか、手落ちがあってはいけないというのが、強く認識されたように思います。

 公文書にあたるものは、きちんと残す。そういう方向に進むかと思ったんだけれど、都合が悪ければ処分する、あるいは改竄する。何だか違った方向に進んでいるみたい。


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