「花粉症ゼロ」を掲げていたのか…

　希望の党の政策で、12のゼロがあって、その中に「花粉症ゼロ」というのがあるのを知りました。

　画期的な薬ができる?　
　昔から小説等で「眠気が出ない鼻炎カプセル」みたいな、ようは副作用なしで、花粉症のマイナス症状のみを抑える薬。そんな都合のいいことないと思うけど、フィクションの世界なら設定できます。

　希望の党は現実の世界ですから、どうやって実現?
　政策集に書いてありました。
　『「花粉症ゼロ」を目指したスギ等の伐採促進、国産材の活用促進などにより、林業の再生を目指す』

　ということは、目指すのは林業の再生なのかな?
　私が学生時代に林学科で学んだというか、課題となっていた林業の充実。もちろん、花粉症に関してもジベレリンの研究で対応できるのではないかとかありました。

　スギは林業の分野で植林されたものもあれば、神社を見守る長き樹齢のスギもあるし、秋田杉や北山杉のように、非常に高い価値を認められているものもあります。

　そういった諸々を煮詰めた上での政策とはとても思えませんが、それは希望の党に限らず、意表を突いた解散だったからしかたない部分だとは思います。

　現在も希望の党のHPに政策として出ていることなので、これから煮詰めて欲しいです。
　スギを敵対視することのないようにして。