現在の本能寺

　昨日のBS11「京都国宝浪漫」

　番組欄に「本能寺」と書いてあって興味を持ちました。
　本能寺の変では燃えてます。
　それからどうなったんだろう？

　やっぱり、建て替えてます。
　本能寺の変以外にも焼失と再建を繰り返しているのがわかりました。

　現在の本能寺は、本能寺の変とは場所も違っていると。
　本能寺の変が起きた理由は、スペインとポルトガルの勢力争いが原因という見解も述べられました。
　そういう見方もあるんですね。

　現在が、科学技術に基づく高度な建築と言われているけれど、木造建築の素晴らしさを考えると、その当時の技術も素晴らしかったと再認識。
　特に、職人の技術を考えると、もう再現できなくなってしまったことがたくさんありそうです。

手抜き合戦

　11月2日のNHK杯テレビ将棋トーナメント。

　「手抜き合戦」

　言葉だけ見たら、すごく無責任というか、いい加減というイメージ。
　しかし、将棋の場合はまるで違います。
　大胆不敵という、そっちの感じ。
　司会・解説のお二人からも「え～」という声が出るほど。

　対局者は菅井竜也五段と増田裕司六段。
　解説は船江恒平五段。

　船江五段はNHK杯、初解説ということでしたが、さわやかな語り口で、すごく聞きやすくわかりやすかったです。
　終盤「この手に気付かないようでは解説者失格ですね」なんて言ってましたが、それもやっぱり、両対局者の大胆さの現れ。
　
　菅井五段、船江五段ともに、井上慶太九段門下。
　年齢は船江五段が上なのに「菅井さん」というのが、何か謙虚な感じだったんだけれど、プロデビューは菅井五段が半年早いです。
　そのあたりが「プロ棋士」の位置づけになっているのかな。

　増田六段にも勝ち筋はあったようですが、菅井五段の勝ち。

　稲葉陽七段を加え、井上慶太九段門下の3人。これからも大いに活躍してくれそうです。