魚津市の片貝県定公園の一画、平沢地区の裏山中腹にある3段約30mの滝で周囲の緑に囲まれた優しげな滝です・・・
とうたい文句になっていますが夏ならともかく真冬の一番寒い時期に滝巡りを思いついた理由は
回りの藪がかれ落ち見晴らしが良いのではとの安易な考えからでした。
この沌滝(どんたき)の周辺は樹齢数百年に達するトチノキ林に覆われています。
昔、この森の木を伐採したところ、村が雪崩に襲われたため禁伐林になったと言われています。
今日は片貝山ノ守キャンプ場から 洞杉、蛇石(へびいし)、沌滝(どんたき)と回る予定が県道にゲートが張られており冬期間通行止め。
一番手前にある 沌滝にしか行けなかった。
久しぶりの快晴と、積雪が無いので車で相当近くまで行けると思っていたが林道からは10㎝ぐらいの積雪で
先行車が一台停まっている後に車を付け、沌滝登り口まで40分近く歩き登り口から20分ぐらいで滝に着いた。
積雪と長靴のため滑り落ちないように注意が必要だった。
▼滝付近の木々は葉っぱが落ちて見晴らしが良くなっていたが、雪で長靴では斜面の上り下りは注意が必要だった。
▼思った以上に良い滝でした。
岩は苔むしており、夏は涼しげな風も吹いてきそうないい雰囲気があった。
ここから数百メートル先に滝壺がある。
▼滝壺目がけて上の方に斜面を登っていったが、雪で道が細くなり滑り落ちると冷たい川に落ち込む羽目になる。
▼結局「滝見台」から数百メートルあるかと思われる滝壺には行けなかった。
滝をまたいで対岸に行って登れば早いものを苔と雪で滑るので、登山道になっている道を登っていき遙かに滝壺の上まで来てしまった。
▼珍しいくらいに余りにも天気が良いいので常願寺川に寄っていくことにした。
ここに着いたのが3:30頃だったと思う。
多くの写真愛好家が三脚を立てて並んでいた。
▼車輌が二つしか無いのでおもちゃの電車が走っているように見える。
▼剱岳(2,999m富山)
▼薬師岳(2,926m富山)
冬期間の通行止めで今回行けなかった内の一つ、 洞杉とは天然生のスギの古木、巨木です。
名前の由来は、幹の内部が空洞になっているものが多いことからそう呼ばれるようになったと言われています。
生育地は、片貝川南又谷の標高500~700m前後の斜面~稜線で、大型の転石・露岩の多い急斜面地に多く生育しています。
過去の調査では大小合わせて124本が確認されていますが、人が近づけない場所を含めてそれ以上の数が生育しています。
樹齢は古いもので一千年、若いものでも数百年は経っているということです。
それと滝の写真も綺麗ですね いいですね
近ければ行ってみたいですね 当分写真で我慢してきます ありがとうございました。