ヒュースタ日誌

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「しゃべるの会」第13回終了

2013年04月18日 12時10分57秒 | 家族会
 先週土曜日に開催した今年度初めての親の会は、前月に開催した「第19回青少年支援セミナー」に参加された方のお申し込みが多かったため、最多の参加者数に達したうえ久々に初参加の方が過半数を占めました。また、アンケートで初参加の方に開催頻度をうかがう設問に「少ない」と答えた方が多かったのも初めてのことでした。

 そういうわけですので、今回はふた部屋を確保していたことがようやく日の目を見て、初めて後半に「不登校・発達障碍」と「ひきこもり」という目安でゆるやかにグループ分けをさせていただきました。

 前者のグループを担当した北村るみ子氏によると「父親の立場、母親の立場、そして当事者・経験者の立場が揃い、小さな擬似家族が出現したかのようでした。教育・指導・理解・受容などいつも耳にする親の態度の片鱗がそこかしこに現れ、それに対して当事者はどう感じるか、何を親の本音と受け取るか、などが話し合われました。短い時間でしたが正直に語られたので激論になりつつも率直な意見交換ができたと思います」とのことでした。

 後者のグループでは、コメントを挟みながらも極力親御さんの発言を傾聴していた丸山が、最後のほうで自身の不登校時代の言動を振り返りながら、荒れるタイプのひきこもりへの対応について詳しく提言しました。また<わが子への感情の揺れ>について「本人も親御さんも、揺れるのは貯金しているようなもの。いずれ決断しなければならなくなったとき、貯金を下ろすように揺れていたことが役に立つ」と語りました。

 ふたりの担当者は「当事者の方が当日参加されたことや、丸山と話したい方を別グループにしてしまうなど、今回は一部の参加者にご迷惑をおかけしたのではないか」「次回はご参加の皆様のご要望もあらためてうかがいながら、反省点を活かしていきたい」と話し合っています。

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