ヒュースタ日誌

相談機関「ヒューマン・スタジオ」の活動情報、ホームページ情報(新規書き込み・更新)を掲載しています。

『ごかいの部屋』バックナンバー公開第57回のお知らせ

2021年05月19日 19時06分47秒 | ホーププロジェクト
 雨の1日となった当スタジオ周辺ですが、皆様の地域はいかがでしょうか。

 さて、メールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』バックナンバー掲載文の「note」への転載企画、今月は、先月最後に転載した文章から続く192号から195号の掲載文を順に転載しています。「不登校/ひきこもり状態の人が元気になっても支援を受けられない理由」を考える内容が中心です。

 その3番目となる本日の通算57本目は、9年前の6月に配信した第194号に掲載の『動きやすくなることから』という文章を前後編に分けての転載です。

 この文章は、前回転載した文章で取り上げた「第18回青少年支援セミナー」2日目のプログラム「パネルトーク」での、登壇者による発言を引用しながら丸山が自説を展開した具体的な内容です。

 前編では、これまでの内容から「本人が元気になっても支援を受けられない理由」を4点にまとめたうえで「支援を受けにくい要因」をさらに2点挙げると伝えます。その1点目として「支援の言葉」を挙げたうえ、反対に「日常の言葉」が「支援の言葉」に取って代わられていることの問題点を論じます。
 後編では、2点目として「高校生以上の世代の場合、本人への経済支援がないこと」を挙げて、なぜ経済支援が有効なのかを説明したうえ、まとめとして「支援が受けやすくなる3要因」を提示し、結論として「支援を受けるより動きやすくなるほうが先決」という結論を導き出します。
 末尾欄外にも書いているように、9年経った現在でも、不登校/ひきこもり支援を問い直す内容としてまったく色あせていない文章です。

 なお「note」には、文章が気に入った方がカンパで応援する「サポート」というシステムがあります。丸山の場合は相談援助実践のスキルアップと『ごかいの部屋』の充実した掲載文執筆に還元するための研修資金として大切に使わせていただきますので「参考になった」「役に立った」などとお感じになりましたら、ぜひサポートしてくださいますようお願いいたします。

 蔓延防止措置や緊急事態宣言の地域が拡大している折、お気をつけてお過ごしください。

↓今回のnoteを読む(冒頭にリンクしてある前編からお読みください)
https://note.com/human_studio/n/nc5cdb171eef3
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