ヒュースタ日誌

相談機関「ヒューマン・スタジオ」の活動情報、ホームページ情報(新規書き込み・更新)を掲載しています。

『ごかいの部屋』バックナンバー公開第56回のお知らせ

2021年05月12日 18時24分23秒 | ホーププロジェクト
 当スタジオが所在する藤沢市も蔓延防止地域に指定されましたが、皆様の地域はいかがでしょうか。

 さて、メールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』バックナンバー掲載文の「note」への転載企画、今月は、前回の転載した文章から続く192号から195号の掲載文を順に転載しています。「不登校/ひきこもり状態の人が元気になっても支援を受けられない理由」を考える内容が中心です。

 その2番目となる本日の通算56本目は、9年前の4月に配信した第193号に掲載の『当事者の本音トークを聞いて』という文章を前後編に分けての転載です。

 この文章は、当スタジオが2012年3月に開催した「第18回青少年支援セミナー」で受付をつとめてくださった北村るみ子氏(新ひきこもりについて考える会世話人)が、勝山実・林恭子・伊藤書佳の3氏を招いて行った2日目のプログラム「パネルトーク」のご感想を書いておられたのを見た筆者の丸山が、許可を得て引用し補足を加えた内容です。

 前編では、パネルトークでの当事者語りが、関係者のそれとは違うリアルで実感がこもっていたことを報告したうえで、北村氏の文章を引用。勝山実氏を中心に展開されたひきこもり支援政策への批判と代案、聴いていた参加者の言葉が紹介されています。
 後編では、引き続き北村氏の文章から引用。このパネルトークとほかの「当事者が登壇するひきこもりイベント」との違い、特に多様性を指摘し、当事者発信の価値を初めて認識したことを語ったくだりで引用終了。丸山が林恭子氏の発言を引用して補足説明しています。

 末尾欄外では、このパネルトークが初めての本格的な当事者発信型イベントだったことを説明しています。

 当事者発信が盛んな今では考えられない9年前の状況や、当時から主張されていた当事者ならではの支援論を知る情報のひとつとして、参考にしていただければ幸いです。

 なお「note」には、文章が気に入った方がカンパで応援する「サポート」というシステムがあります。丸山の場合は相談援助実践のスキルアップと『ごかいの部屋』の充実した掲載文執筆に還元するための研修資金として大切に使わせていただきますので「参考になった」「役に立った」などとお感じになりましたら、ぜひサポートしてくださいますようお願いいたします。

 変異株が猛威を振るっている折、お気をつけてお過ごしください。

↓今回のnoteを読む(冒頭にリンクしてある前編からお読みください)
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