ヒュースタ日誌

相談機関「ヒューマン・スタジオ」の活動情報、ホームページ情報(新規書き込み・更新)を掲載しています。

「不登校・ひきこもりセミナー2021」プログラムのご紹介(1)

2021年05月14日 14時56分34秒 | 不登校・ひきこもりセミナー2021
 早くも梅雨の便りが南から聞こえてきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 さて、8日後に迫った標記イベントですが、まだ定員30人の半分も埋まっておりませんので、ぜひご参加をご検討いただきたく存じます。お申し込みはPeatixのほか当スタジオ宛メールでも承っております。

 そこで本欄では、毎回第1部で丸山がやっている講演の、今回予定している内容をご紹介します。タイトルは『不登校/ひきこもり対応に物申す~“復帰ありき”への対案~』です。
 自身の不登校・ひきこもり体験と不登校・ひきこもり相談18年の実践経験をもとに「悪質支援業者の横行を支えている“復帰ありき”の対応・支援を是とする社会通念が、本人の心理とどう解離しているか」を解明したうえ、学校・社会ではなく本人の側に立って理解し、悪質支援業者に頼らないで済む見方と対応・支援のあり方を提言します。

 興味を持たれた方はぜひご参加ください。

==========

1.本人の心理と家族・支援側の見方と対応方針――どう食い違っているか
 ① 本人への見方:悪人か異常者か困難者か
 ② 「自宅・自室」と「学校/社会」の間に生じた第3の心的世界とは
 ③ “トンネル”を歩き通すか穴を開けて引っ張り出すか
 ④ 葛藤の正体:「願い」と「思い」→「願い」の側に立つ支援者たち
 ⑤ 本人が望む生き方の探し方:学校/社会復帰は先か後か
2.悪質支援業者に頼らないで済む対応とは――学校/社会の側から本人の側へ
 ① 人権感覚:特別扱い(問題視)しない対応
  *不登校/ひきこもり状態は「生きざま」(悪徳支援業者を例に)
  *差別せず家族・社会の一員として接する(特別定額給付金を例に)
 ② 結果よりプロセス:模索しながら積み重ねる対応
  *判断と自然(自然にできるものと判断しなければならないものの比率)
  *会話の地層(川崎事件を例に)

※内容は微修正することがあります

==========

 当日、ひとりでも多くの方とお会いできることを願っております。
 全体のプログラムと募集要項は、下記リンク先をご覧ください。

↓神奈川県のひきこもり支援サイトに掲載された情報を見る
https://hkst.gr.jp/events/20306/

↓メールでのお問い合わせ・お申し込み
husta.maru@@gmail.com(@をひとつにして送信ください)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする