よしなごと徒然草: まつしたヒロのブログ 

自転車XアウトドアX健康法Xなど綴る雑談メモ by 松下博宣

iPadという悦楽

2010年05月27日 | 技術経営MOT
K嬢先生@KITがシリコンバレーに出張に行った折、ユニオンスクエアあたりで、なんとiPadを2枚買ってきたのです。

授業のあと、誘っていただいた飲み屋でiPadご神体を見せてもらい、畏れ多くもおさわりさせてもらいました。

なんでもヒルズのカフェでiPadを使っていると、周囲の人々の注目が自然に集まるそうです。来週あたりから日本でも発売なのですが、まさに今が旬のiPadです。



MacフリークだったK嬢先生は、その後、Winに押される研究・業務環境にあがない切れずWindows環境に転換したそうです。10台以上Macを使い継ぎながらも、7年位まえからWindowsになってしまった僕の境遇と似ています。

それにしても、バーや飲み屋というシチュエーションでは、まさにうってつけのおとなのオモチャです。

わーわー、おーおー、言いながらの楽しいひと時です。

このところ、メディアもiPadをよく特集しています。

今週号の日本語版NewsWeekとiPadの実物をワンショットに収めた歴史的写真笑)

「究極のメディア端末化」というコピー泣かせます。



視認性がいいインターフェイス。

あれこれイメージしていたよりもはるかに軽いボディー。感触もシャープな感じでありながら、なんというかちょっとしたぬくもり感もあり、いい感じです。



メールアプリをサクッと開くと、スクリーン上にキーボードが現れます。

一同、ウワッと驚嘆しながら、触ってみればけっこう打てますね。慣れればブラインドタッチもできることでしょう。

薄暗い飲み屋さんでも視認性は確保できます。

K嬢先生のおしゃれなネールアートがiPadととてもよく似あっていますね。

これはけっこう大事なことです。こういうシーンで絵になるのがiPadです。



本質的には、クリエイティブに情報・知識・イメージを創るというようりは、情報・知識・イメージを仕込む、つまりインプット系のデバイスです。

インプットあってのアウトプットなので、高回転の情報代謝系を持つナレッジワーカーにとっては相性がいいデバイスです。

実際に触ってみていくつか、イケそうないいアイディアが浮かびました。たぶんイケるでしょう。iPadは、こいつを使ってなにかやってやろう!と本気にさせる、不思議な磁力を持っています。

とくに老人でも使えるデバイスなので、案外シルバーマーケットも掘り起すことになるのでしょう。

iPadはこれまでの生活やビジネスのさまざまなシチュエーションを現場(目先、手先、口先)を激変させる力を持っていると直感しました。

iPadはモノではなく、モノゴトです。こりゃ、明日以降騒ぎになるでしょう。それにしても、日本での発売を前にして、実際に手にすることができた昨夜はラッキーでした。