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散歩日記X

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どんな本を読んできたの(小学校編)

2009年06月27日 08時52分25秒 | 読書
小学校の時って、あまり記憶がないのだよね。確実に間違いないのは、小学校2年生の時、学校でジュブナイル「謎の宇宙船強奪団」というのを読んだことだ。主人公がキャプテンフューチャーという科学のヒーローなのだが、子供の心鷲掴みである。その後、自分の家の本棚で早川文庫の「透明惑星危機一髪」(同じシリーズ)や創元推理文庫の「スカイラーク」シリーズを発見して、決定的にSFに目覚めたはずだ。

同じ小学校2年の誕生日の時に「暗黒星大接近」をシリーズの中で一番厚い本という理由で買ったら、ちょっと内容にがっかりした記憶がある。まだどんな作家が定評があるのか知らないため、ヴォークトの本を買ったら難解で困ったこともある。

その後、確か学校の図書館にあった子供向けのSFシリーズに「トリフィドの日」「銀河帝国の興亡」「ラルフ124C41+」などを片っ端から読んで、どんどん深みにはまっていくのである。いわゆる名作をうまく子供向けに処理していたんだよね。

推理小説はもちろん「ルパン」「ホームズ」「明智小五郎」の3シリーズからスタート。ここは趣味が分かれるところだと思うが、当時は「ルパン」(3世ではもちろんない)の大ファンであった。なんだか自由なところが良いのである。もっとも、後でホームズをよく読むと、彼もかなりの自由人であることがわかるのだが。いろいろ権利関係ではもめたらしいが「ルパン対ホームズ」なんてもう大興奮。ウルトラマン対ゴジラ(ジラースでなく)というレベルの対決だからなあ。

人から「推理小説で面白いものは」と聞かれて、大変困ったことがある。子供のころからこういう本を読み、さらに海外作品(クイーン、クリスティなど)、そして日本の近代作品(横溝正史、高木彬光、森村誠一など)、新本格などを経て今に至っているので、そういう基本的なお約束を理解していない人に推理小説を勧めるのは非常に難しいのだ。「十角館の殺人」だって、いちばんおもしろい所が分からないと思う。

さて、その他には少年少女文学全集のようなのも読んでいたし、学研の科学とか、小学校の高学年になってから星新一を発見したりというのが、この頃の読書経歴だったと思う。

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