散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

肉の王国(3)

2011年01月28日 21時22分55秒 | 飲み歩き・北海道内
美術館から街中に戻り、所用を済ませたのち、帯広の街中で3連になっている屋台街の一つ、十勝乃長屋へ。以前来て好印象だった、やきとんの「G」へ。前にも書いているが、札幌にはなかなかないのである。

まずはてっぽうから。味は特に言わない限り、店の方であったものにしてくれる。やはりてっぽうはタレが良い。



飲み物は北の勝を燗したもの。続いて、豚バラ、タン。これは塩味で、肉の味わいたっぷり。



さらにハツ、ガツを注文。それぞれ、全く違った歯触りなのだが、どっちもかなりの肉汁がある。





結構噛みごたえがあるので、5本でもそこそこ満足感が…。実は今日の本命は、以前、帯広のバーテンダー氏にすすめられた、別の居酒屋なんだよな。ちょっと繁華街をぶらぶらしつつも、やきとんの消化は進まないが…。

駅方面に戻り、今日の2軒目は「AD」。ちょっと見には大したことのない居酒屋だが、海鮮がイイらしい。今回の記事タイトルに反するが、ここでは魚介を食べていこう。

店に入ると満席だったのだが、ちょうど小上がりから出る客がいるらしい。少し待って、小上がりへ。酒は燗酒を継続する。通しは玉子焼きにイカ等の白和えがのった感じのもの。謎めいた食べ物だが、あっさりと美味しい。

注文はまず刺身だ。実はこの店、牡蠣が名物なので注文しようとしたら、すでに品切れとのこと。代わりに、少し刺身にサービスしておいたとのことだ。



これが相当良かった。内陸都市ではあるのだが、帯広恐るべしだな。画像としては一部切れているが、タコ、マグロ、カニ、ウニ、平目、サーモン、イカ、ホタテの8品。あしらいにミョウガがあるのも嬉しい。

マグロ:どこか値段が高くなく良い所を使っているのだろう。脂の繊細な旨み、口どけ最高。
ウニ:思ったよりたっぷりの量がある。イカに合えたりする。
平目:味がはっきりしている。多分、天然ものでは。
ホタテ:かなり大きいところを使い、プリプリ。

続いて、温かものということで、長芋とゴボウの天ぷら。長芋は千切りにせず、割と太めの角切り。中がホクホクになり、これはいい感じ。ゴボウは驚愕の柔らかさ。あらかじめ煮て、味を含ませているのではないかと思う。ちょっとした料理のセンスがイイね。



次は煮魚で、ばばかれい煮付け。まあ、写真を見ていただければ、確実に美味しそうなことが分かるだろう。自分ではちょっとできないくらい煮汁を濃厚にすることで、白身とのバランスが良く仕上がるのだ。エンガワ部分の身もトロトロである。



この店、非常に気に行った。満腹感が忍び寄ってきたのでこの位にしておくが、宿題が焼き牡蠣、カニクリームコロッケ(評判らしい)、刺身もまた注文しなくては、と沢山残された。



2 コメント

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Unknown (richi)
2011-01-30 23:42:32
長芋は加熱調理すると、本当にホクホクで美味しいですよね。焼くのも大好きです。
てっぽうは味見したことがありませんが、どちらも行ってみたいお店です。

いつも食べ歩きや旅日記を楽しませていただいています。
今年もよろしくお願いいたします。
Unknown (SH)
2011-01-31 00:27:45
richiさん、こんにちは。

長芋は生でも食べますが、加熱すると一段と美味しくなりますね。
これは天ぷらだったので、水分も抜けずに美味しかったようです。

今年も読んで頂けると、励みになりますので、よろしくお願いします。

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