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散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20110321最近読んだ本

2011年03月21日 19時50分41秒 | 読書
■「青い星まで飛んでいけ」小川一水
SFの最良の部分がこの本にはある。特に表題作は人類の後継者となった知性体が、認めあえる知性体を探して宇宙を旅する物語。これはぜひ長編化して欲しいほどの面白さだ。

■「酔って記憶をなくします」石原たきび
私も記憶は結構なくなったりする方だが、なくした間に引き起こす事件というのが、この本に出てくるものは凄すぎる。

■「シリンダー世界111」アダム=トロイ・カストロ
人工知性体が作った長さ10万キロメートルの円筒形ステーション。そこを舞台に殺人事件が発生し、複雑な過去を持つ主人公が捜査官として招かれる。謎の生命体と不思議世界の描写が素晴らしいし、主人公の過去を書く意味合いがそれなりにある。意外な犯人も指摘され、SFミステリーとしての魅力がたっぷり。

以下、図書館の3冊。
■「食ニュースのウソ・ホント」馬渡晃、馬渡あかね
簡単に誰が悪いとか言いきれないのだ。

■「イギリスの食卓に夢中」赤木有為子
イギリスの食卓紹介にはうまそうなケースと、非常に不味そうなケースがあるが、これはどちらかというとうまそう。ローストビーフには、文句のつけようがないと思う。

■「ABC Cooking Studio」志村なるみ
札幌でもパセオにあるよね。目立つので気にはなっていた。これは料理本ではなく、どうやって現在に至ったかというビジネス本である。そういう点に興味のある人には、面白いだろう。

3連休最終日

2011年03月21日 12時25分34秒 | 食べ歩き
この連休で今月前半の疲れをやっと取ることができたような気がする。しばらく深夜待機もないし、今週は4営業日だし、何とかなるだろう。とはいえ、休日出勤の代わりにどこかで休みたい気もするが…。

本日は二十四軒のビストロ「PE」へ。前菜を食べることの方が多いのだが、今日は迷いなく甘エビのビスク、甘エビのラビオリ添えを選択。スープの深い味が、体にしみ込んでいく。ラビオリも食感に変化があって、ちょうど良い。



メインは桜姫鶏のフリカッセ、りんごとマスタード風味。シェフに言うと「当たり前ですよ」と言われそうだが、火の通し方が何とも絶妙だ。肉は非常に柔らかくなっているのだが、皮の部分がトロトロになり味が抜けていない。ここに香りのよいマスタードのソースが合う。りんごもフルーツというよりは、歯触りを楽しむ感じ。また、青菜がシャキッとしていて良い。



デザートはチェリーのアイスクリーム、マシュマロ、ココナッツのクッキー、蜂蜜のプリンレモンソース。ちょっと記憶が適当かも知れないが許されたし。プリンはレモンソースがすっぱ過ぎず、ちょうど良いと思う。アイスクリームももちろん美味しい。マシュマロとクッキーの歯触りの違いを、コーヒーと共に楽しんで終了。



この後、図書館に行ってから帰宅。