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散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20100710ギャラリー巡り

2010年07月10日 18時12分48秒 | ART
本日のギャラリー巡りは、資料館→市民ギャラリー→ART-MAN→ラフィラ→ivory→さいとう→スカイホール→CAI02→大通→道新→時計台→たぴおの12か所。

※7/6 ラジオ&レコーズ。

■市民ギャラリー「7月展2010」。絵画については、「どこかで見たような…」という言葉が頭を離れなかった。

佐藤暁音「蝕」:女性裸体像だが、人間というより生々しい虫を描いたような感じだ。
立野友花「インスタントミュージアム」:出身地のローカル性をとらえ、小さなボックスの中で一人展覧会の趣きで展示したもの。「苫前郡」と自分の名前を書けば、郵便物が届くのだそうだ。
岩井慧「馬鹿げた道具」:フェルトを何色も重ねて作った立体。布ものはどうも苦手なのだが、どこか面白かった。

上舘恵理「Age of losing sight」:大きな鉄製の立体だが、八橋蒔絵螺鈿硯箱なんかを意識しているように思う。
名和葉子「シュールレアリスティックな昼下がり」:名画に面白セリフをつけた、コラージュ作品。たまにこういうのも面白い。サロメがヨハネの首をぶら下げているシーンに「ア○パ○○ン、あたらしいかおだよ」というセリフが。笑える。

市民ギャラリーの一角に、札幌市写真ライブラリーにあったカメラが飾ってあった。カメラには興味がないため、良く分からない。



■同「国際高校生選抜書展」:かなり上手い書展だと思う。変にアートっぽくなく、律義に書いている感がある。

■さいとうギャラリー「札医大美術部イリス会 現役とOBそして仲間展」。
滝野薫「TOWER」:洋館の片隅にありそうな小さな塔。かなり上手い。

■スカイホール「浅野天鐘一門展」。古典的な日本画って、それ程興味がないのだが、好感のもてる作品が多かった。

■CAI02「高橋俊司 個展「ステープラーワーク#2010/6」」。3回目の訪問だが、ついに作品の完成を見たようだ。全景は次のような感じ。



今回、CAI02のギャラリーの床素材が面白く、先週から床への展示に集中していたそうだ。



色彩としては緑、青を中心に、視点を広げる意味合いで少しだけ赤をちらしているとのこと。しかし床の色彩がなかなか強力なため、そことの折り合いをつけるのが大変だったらしい。立体部分は先週とほぼ同じ形のようであった。



作品の作成途中をデジカメで都度撮っていたそうで、そのパラパラ映像を見せていただいた。少しずつ床の造形(曼荼羅のようでもある)が成長していく様は、これも作品の一部という感じがした。なお、マックスの支店長が来訪して喜んでいたとのこと。ぜひ、次回はステープラーの針を提供してほしいものだ。

■時計台ギャラリー「堀内掬夫自選展」。形と色彩が非常に面白い。数学的という表現もあるのかもしれないが、その点はちょっと違うと思う。図形の別の場所に同じ記号を配置することは、数学界では通常ありえないからだ。

たぴおでHさん、Sさんといろいろ長話。ぜひ構想した「たぴお100人展」をやってほしいと思う。それから、狐は猫の仲間なのか、犬の仲間なのかという疑問。百科事典で調べた結果、驚くべき結末に…。お酒ごちそうさまでした。

あわてて本屋に立ち寄ってから帰る。

細部こそあらが目立ってしまう

2010年07月10日 13時05分58秒 | 食べ歩き

本日は大通周辺の寿司屋さんへ。これまで昼に寿司屋に行くと、他の客が全然いなくて気まずいケースが多かったのだが、この店はかなり混雑していた。生ちらしがメインのBセットというのを注文。

のっているのはマグロ、鯛、イカ、甘エビ、シメサバ、サーモン、ホタテ、ホッキ、イクラ、トビッコ。丼にご飯もほど良く多めで、いい感じだ。お吸い物には立派なボタンエビの頭。ミソの部分もたっぷりとついていた。

と、これは大変良かったのだが、最初に出されたミニサラダは野菜が乾燥気味。茶碗蒸しはぬるく、前半戦で萎えた気分になってしまった。こんなことなら、生ちらし一本に絞ってくれた方が満足感があったのではないかと思う。