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散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

北斎と広重展

2006年03月16日 17時48分22秒 | ART
西武ロフトに「北斎と広重展」を見に行く。



珍しく休みを取った日、午前10時の開店と共に会場へ。1番目の入場となった。まず最初に北斎の「富嶽三十六景」、続いて広重の「東海道五拾三次」が並んでいる。この辺は、本で見たのを含めると一通り見ているような気がするのだが、それでもやっぱり「そういえばこれもあったか」「こんな画があったか」と新鮮な気分になる。

今回は霧の中、富士が中空に浮いて見える「甲州伊沢暁」と、ありえない急坂が斬新な「日坂」に目が行った。その他、大好きな滝廻りシリーズ「阿弥陀ヶ滝」の水がゆらゆらと溜まる様も良かった。続いて肉筆画。この中では北斎の「神功皇后」が非常に色彩鮮やか。「鮑と細魚」のデザインも興味深い。

「富嶽三十六景」「東海道五拾三次」そして肉筆画で終わりだろうと思ってみてきたのだが、この展覧会は出展数が多い。この後も「東都名所」「近江八景」・・・とまだまだ展示は続く。ペースを誤ったせいで、ちょっとグッタリして来たが、実にお得な展覧会と言うしかない。一番に入ったのと、気の短い人達はどんどん私を追い越していってくれるために、他人が邪魔になることもなくじっくり見ることができた。

富士山と東海道というテーマの違いのせいだと思うが、北斎作品はある瞬間を切り取った感じ、広重作品は人・家・山等のつらなりでリズム感を生んでいる感じがした。ただ、今回出展の広重作品は一文字ぼかしが今一つに見えたのだがどうだろう。

予想外に疲れ、その後は大同→たぴお→STV北2条→時計台ギャラリーを回って終了。STVでは「椎名澄子展」。普段は土曜日に見に行くのだが、平日のため仕事中で出入りする人が多く、よりいっそう不思議空間になっていた。


休んだ

2006年03月16日 12時06分18秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今年に入ってから、出張の移動日に半日休んだのと、怪我以外で初めて有給を取った。朝一番に「北斎と広重展」へ(別項)。

ちょっと展覧会でグッタリして、札幌駅の「T」へ。この店は定食も出しているが、昼間っから飲める店である。最初の注文でビールとアジフライ。アジフライは予想以上の大きさで、熱々だ。



周りは普通に昼定食を食べる人たち。私の隣のオヤジは焼酎とビールを取って、焼酎ビール割りを作って飲んでいるが大丈夫か? それから謎の宴会8人組。なぜ午前中から宴会をスタートさせるのだ(夜勤明けの人なら当然とも言えるが)。

もう一杯飲もう。燗酒とホルモン焼を追加。こちらも熱々コッテリ味だ。



久々の休日+ダメ人間っぷりを満喫した。たまにはこんな日もあるべきだ。