ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

その64 使用語彙と理解語彙

2016-09-16 17:57:16 | 6.私の感想・考え
再度、使用語彙と理解語彙

 この言葉は、検定試験の受験勉強をしていた時に出てきた言葉ですが、もう少し、広く、深く理解できるようになりました。

 海外赴任して、一番最初に気が付きましたのは、口から出てくる、語彙が、余りにも、少なくて、お話にならないということでした。これは、もっと、語彙を確かなものにし、口から出てくる語彙を、少しでも、増やさなければならないということでした。そして、むやみに、単純に単語だけを覚えるというのはやはり難しいので、出来るだけ、短文を覚えるようにしました。
 
 考えてみますと、我々が学校でやってきた英語の勉強は、理解語彙を増やすのみで、使用語彙は、ほぼゼロ。従いまして、会話なんてできるわけが有りません。何となく、皆が皆、英語が読めれば、英語が分かる、話せるなんて、酷い勘違いしているのではないでしょうか。

 見てください、幼児の言語生活は、使用語彙のみです。文字が読めませんので、彼らには理解語彙は全くのゼロ。いわゆる和語だけで、勝負しています。

 思い出しました。韓国赴任時は「いくら?」「たかい!!」「これなに?」「なんていうの?」から始めました。中国赴任時も、それに倣って、「いくら?」から入っていきました。


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