北面武士

至誠通天

皇紀二千六百八十三年 元旦

2023-01-02 | 日記

令和五年一月一日(日) 晴

 

謹賀新年

昨年は個人的に厳しい年であり、何事にも満足いく結果を得る事が出来ず無為な日々を送り続けていたが、

本年はチャイナ・ウィルス禍から脱却 or 共存し、新たな生活スタイルと共により良き年となるよう努力していく所存。

早朝起床、洗顔を済ませテーブルについた時に目に入ったのが、従三位伊達権中納言政宗卿の遺訓だった。

仁に過ぐれば 弱くなる

義に過ぐれば 固くなる

礼に過ぐれば へつらいとなる

智に過ぐれば 嘘をつく

信に過ぐれば 損をする

少々斜めから見た感じもするが、非常に現実的で深みのある言葉だ。

若き日より命をかけ、数多の辛苦を重ねた伊達権中納言卿ならではの遺訓かと。

本年は「義」を基本とした、権中納言卿遺訓とは異なる固すぎるくらいのスタイルを貫きたい。

 

例年より少し早く皇大神宮へ移動。 神宮近辺は渋滞していたが、それを横目にスムーズに駐車場まで進む。

 

宇治橋前鳥居。 例年より1時間くらい早く訪れたので、参拝客はそれほど多くないように感じた。

鳥居の向こうに天照大神の御姿が・・・。

 

 

宇治橋より日章旗を望むが、無風・・・。 清々しい風景に心が和む。

 

 

五十鈴川にて手水をつかう参拝客。 水が冷たい、本年の禊行時もこれくらい冷たいかも。

令和5年度 神宮参拝禊会は、3月18日(土)~ 13月19日(日)に開催予定。

 

滝祭神と風日祈宮いおいては、かつて見たこともないような参拝客の列ができており、驚きのあまり参拝も撮影も忘れてしまった。 この2社は1月3日(火)に再度参拝予定。

 

御正宮前。 例年だと階段下や参道まで参拝者の列で混みあっているのだが、1時間早いと通常と変わらぬ状態だった。

一人で粛々と御垣内参拝を行い、世俗とは無縁な静粛なる空間において「無」に包まれる。 まさに幸せの極み。

10数年来、元旦は必ず一人で参拝する事としている。 

元来、勝手気ままに一人で行動する性格なので、気を遣う必要がある集団行動は苦手としている。

 

 

荒祭宮。 皇室の弥栄と世界平和を祈念す。

 

 

宇治橋より禊場を望む。 

この3年はチャイナ・ウィルス禍にて神宮参拝禊会開催が延期となっていたが、今年は是非とも開催すべく鋭意準備中。

撮影中、故・大野康孝宮司の面影が頭をよぎり、大野宮司より叱咤激励の言葉を給わった。

大野宮司の遺志は我々の心に残っているが、不在となられた現在、その損失の大きさに打ちのめされている。

大野宮司の清濁併せ呑む豪快な性格、人を惹きつける笑顔、真面目さ。 

私でさえ相当の損失感に包まれているのだが、大野宮司とは学生時代からの兄弟分である神宮参拝禊会 代表世話人・南英雄氏の悲しみと損失感は如何ほどのものかと・・・。 押忍!

 

向後も大野宮司の遺志を継承し、南代表世話人を中心に神宮参拝禊会を盛り立てていく所存。

皆それぞれの主義主張があるが、基本となる敬神尊皇の念を背骨としなくてはいけない。

尊皇絶対

生命奉還

神州恢復

朝敵撃滅

皆様の御尽力を給わりたく、よろしゅうお頼もうします。

 

昨年は15年来共に稼働していた本業の相方逝去の為、半年以上地獄の如き多忙な日々が続いたが、新たに着任した相方もどうにか業務に慣れてきたので、本年は通常の稼働状況に戻れそうだ。

ブログも可能な限りアップしていく所存。

それでは、また。

ごきげんよう。

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