北面武士

至誠通天

伊雜宮 御田植祭

2014-06-26 | インポート

六月二十六日(木) 曇

昨日中にブログ更新を行う予定だったが、御田植祭撮影時の身体的疲労と、超早朝05:00起床してワールドカップ 日本 v.s. コロンビアの試合を観た後の精神的疲労と、本業の多忙さも重なり、写真整理を始めてすぐに睡魔に襲われてしまった。  

六月二十三日(月)夕刻、江戸より神宮参拝禊会 皇都世話人・犬塚博英先生、秋山氏、中村氏、美濃より和田氏、上方より加藤氏と竹ノ内氏が、伊勢志摩ロイヤルホテルへ到着された。

19:00より一献会。 和田氏の友人・中村氏も来訪され、地元の南さん、上村氏、竹内氏、村田憲彦の総勢12人で親交を深めながら杯を干していく。 義理の息子?の伸ちゃんが来ないので犬塚先生の御機嫌が少々すぐれないが、杯を干す速度は増していく。  愉快愉快。  

23:00頃、秋山氏、中村氏、加藤氏、竹ノ内氏はホテルへ戻られたが、犬塚先生、和田氏、中村氏の3名は、いつもの如く暗闇の中の灯りに誘われた模様。  

02:00頃ホテルへ戻られた後、秋山さんを無理矢理起こして04:00過ぎまで部屋飲みされたとの事。 タフ過ぎる!

六月二十四日(火) 皇大神宮別宮・伊雜宮において「御田植祭」が執り行われた。

超早朝06:00起床し、07:00に村田憲彦氏をピックアップ。 伊雜宮へ到着後、1時間早く到着した事に気づく・・・。 村田憲彦が酒を飲みながら7時、7時と言っていたのに騙されたようだ。   朝の1時間は夜の3時間に匹敵する、価値ある睡眠時間なのに・・・、やられた・・・。

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御料田前鳥居。 この御料田において、御田植神事が行われる。

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「竹取神事」を待つ竹。 

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「竹取神事」において、大団扇に描かれた宝珠や竹の枝を取り合う。

08:30 開始となる 「七度半の使」という、御料田の稲苗を伊雜宮正宮鳥居へ供える儀式を、準備中の公民館前で座って待っていたら、背中を五カ所ほど蚊に刺されてしまい、痒み地獄に陥ってしまった。 まわりの人達は誰も刺されてないらしく、皆平然としていた・・・。 麦酒の飲み過ぎか? 何故背中だけ蚊に刺されたのだろうか?

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朳(えぶり)と田道人(たちど)の1組で、順番に御料田の稲苗を、伊雜宮正宮前鳥居へお供えする。

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伊雜宮正宮へ向かう。

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伊雜宮 正宮。

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稲苗を鳥居の元へ供える。

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08:40頃、伊雜宮正宮へ向かって犬塚先生御一行が来訪。 蒸し暑い中、全員スーツを着用され、颯爽と歩んでこられる。

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Gメン'75。

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「七度半の使」二番目の組が行かれた後、伊雜宮正宮前にて集合写真撮影。 この後、「式三番」が行われる公民館前へ移動。

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今年より御田植祭の総合指揮者となれる新・師匠。

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次期師匠の秋山氏???  本年11月22日(土)の伊雜宮・御白石持行事時の指揮隊長。

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今年の当番区・築地(ついじ)区長。

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伊雜宮・奉賛会会長の大口志摩市長。

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大口市長と秋山副市長? 秋山氏は、内宮御白石持と浜参宮の御札を持参。

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09:50 公民館前にて「式三番」が行われる。

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1ヶ月間練習してきた成果を披露。

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「式三番」完了後、伊雜宮境内へ移動。

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境内にて、「神職の御塩祓い」が執り行われる。 整列を待たれる神職。

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修祓の儀。

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御塩祓いの儀。

これより、神職の導きにて正宮参拝を行う。(混み合うので撮影せず)

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御料田へ参進。

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正宮鳥居へ供えられた稲苗を運ばれる作長。 この方が御料田を管理されている。

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御料田前にて待機される奉賛会副会長・南幸生氏。 いつもお世話になっております。

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全員が御料田にて整列した後、「御田祓い」が執り行われる。 修祓の儀。

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御塩祓い。

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作長が左、右、中と早苗を奉下。

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報道席には多数のカメラマン達が密集。 CBC放送は礼節の欠片も無く、ベスト/ポジション3人分のスペースを取っていた。 まさに厚顔無恥。

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早乙女、朳、田道人が苗床を3周半回り、斎竹を取り外し苗取を行う。

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奉賛会役員の面々。 「竹取神事」に出る裸男達の到着を待つ。 手には御神酒と昆布。

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「竹取神事」が始まる。 年に一度、裸の大将・山下清こと”村田憲彦”がスーパー・スターとなれる日である。 泥が付いてないのに腹が黒い。 腹の中まで黒い?

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正に角力の原点。 泥んこにまみれて嬉しそう。

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竹が倒され、団扇の紙や枝を取り合う。

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この時まで村田憲彦が輝いていた。 以後、酒飲みすぎて・・・。

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「竹取神事」終了後、朳が田をならしてからメイン・イベントの「御田植神事」が始まる。

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青空の下、早乙女と田道人が御田植を行う。

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後方において、謡や田楽を奏でている。

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「刺鳥差し」、小謡一番から九番が終了すると中休み。 13:00頃~15:00まで中休み。

犬塚先生御一行と共に、南幸生氏宅にて昼食を御馳走になり、14:00頃に先生達をホテルまでお送りする。 残りの時間を現場にて仲間達と談笑。

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消防団詰所。 山邉氏(前列右から2人目)は男気のある良い漢だけど、阪神タイガース・ファンというのが欠点だ。 オレンジ色の襟は隠れジャイアンツ・ファンか? 何故か一緒に写っている隣の伸ちゃんも虎キチだ。 

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新生会テントにて。 また伸ちゃんがいる。

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奉賛会テントにて。 幸生さん宅にて昼食を御馳走になり恐悦至極。 20年後の式年遷宮を取り仕切る奉賛会の最若手が伸ちゃん。 期待度高いぜ!

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志摩市観光協会の方々。 道の駅・駅長 山分氏(前列右側)には、いつもお世話になっております。 今週末は、宝塚記念にて御教導の程よろしくお願い致します。

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15:00 より「踊り込み」開始。 左より、市長、区長、代表世話人。 日差しが暑い!

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代表世話人直筆の虎の巻。 達筆!

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通常徒歩3分の距離を2時間かけて「踊り込み」を行う。 小休止毎、子供達全員の家族写真撮影。  炎天下で皆頑張っている。  このまま練り歩き、17:00過ぎに伊雜宮境内へ入る。

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境内にて最後の舞、「千秋楽」が行われる。 

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この後、伊雜宮宮司の挨拶、神宮司庁からの挨拶、市長の挨拶と続く。

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17:30  最後に今年の担当地区・築地区区長の挨拶と、万歳三唱にて無事完遂。

伊雜宮より御神酒を拝受し、南幸生氏、並びに関係各位へ挨拶した後、18:00頃帰途へつく。 法定速度内で出せる最大級の速度で帰宅し、速攻でシャワーを浴びる。

18:45 ホテルへ犬塚先生、秋山氏、和田氏を迎えに伺い、19:00より南さんと共に直会。  少し遅れて村田憲彦参上、だいぶ遅れて伸ちゃん参上。  義息?の伸ちゃんに会えて犬塚先生は嬉しそうでした。  連日楽しい時間を過ごさせて戴き、感謝合掌。

それでは、また。 ごきげんよう。

 

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伊達政宗麦酒

2014-06-22 | インポート

六月二十二日(日) 雨

明後日、二十四日(火)に伊雜宮・御田植祭が行われるので、本日伊雜宮参拝へ赴いた。   一人静かに参道を歩いていたら、正宮前に禊会仲間の上村善氏(毎年禊会ステッカーを提供して戴いている)の姿を見かけた。  上村氏はちょうど薩摩からの出張帰りで、御田植祭前の参拝に訪れたとの事。  伊雜宮式年遷宮に関わる事項について話し合い、明日の一献会にての再開を約束して帰宅。  

明日は撮影準備の時間が無いと思われるので、撮影機器の充電、動作確認、メモリーカードの整理等を行う。 とりあえず準備完了したが、当日無事起床できるかが最大の課題として残っている。  06:00起床・・・。

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御田植祭のやくびと(出演者リスト)が提示されている。 今年の当番は築地(ついじ)区。 坂本さんと阪本さんの名が多い。

夕食後、先日購入したiPad mini の環境整備を行っていたら、宅急便が送られてきた。   西宮の友人が仙台出張の折、地ビールを送ってくれた。 感謝合掌。

西宮の友人は、15年前の台湾でのプロジェクト仲間で、帰国後も頻繁に一献会を行っていたので、台湾や国内における私の女性遍歴を全て知られてしまっている間柄。 現在でも、夏と冬には夫婦で伊勢志摩へ来てもらい、野趣あふれる食事と共に一献楽しんでいる。 次回は私が上方へ行き、十三あたりの昔ながらの趣のある居酒屋での一献会を目論んでいる最中。 前回行った通天閣のジャンジャン横町も捨てがたい・・・。 づぼらやの河豚も良い・・・。

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箱入り3本セット。 伊達政宗を中心に、片倉小十郎と支倉常長。  戦国時代後期のスター。

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今夜は飲めないが、近日中に飲ませて戴きます。 感謝合掌。

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10数年前、仙台・伊達藩を表敬訪問した時に購入した、「伊達政宗 遺訓」。 視点が良い!

深夜番組で、「戦国★男士」というマニアックなドラマの主人公が、伊達政宗。 漫画「へうげもの」の主人公・古田織部の弟子が、伊達政宗。 スコップ団・団長の主君が、伊達政宗。 傾奇者であり、数寄者である男伊達。  なかなか”乙”である。

それでは、また。 ごきげんよう。

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皇大神宮別宮・伊雜宮 檐付祭

2014-06-20 | インポート

六月二十日(金) 晴

本日午前九時より、皇大神宮別宮・伊雜宮 式年遷宮の祭儀である檐付祭(のきつけさい)が執り行われた。   前回の立柱祭・上棟祭に続き、伊雜宮より伊雜宮奉賛会記録として、今回の檐付祭の撮影許可を戴いた。  

気合いを入れて早朝午前七時に起床、サッカー・ワールドカップ日本対ギリシャ戦を観戦しつつ洗顔を済ませ、ギリシャ選手が二枚目のイエローカードにて退場となりハーフタイムを迎えた後に出撃。   日本の勝利に確信を持ち、伊雜宮にて撮影に集中するが、結果は0対0のドローとの事で心の底からガッカリ・・・。 何てこった・・・。  ドイツは10人のポルトガル相手に4点も奪っているというのに・・・。   ハングリー精神を持たぬ”ゆとり世代”の弱点なのであろうか?  勝てる試合に勝てぬとは・・・、残念極まりない

檐付祭は、新宮の屋根に取り付ける茅葺き用の茅を、屋根に置く祭儀。   現在剥き出しとなっている新宮の屋根と、現在の正宮の茅葺き屋根とを比べてみると一目瞭然で違いがわかる。   今回も神事の為、写真掲載不可。 伊雜宮と奉賛会へ奉納させて戴きます。   

新宮建設の過程を立柱祭→上棟祭→檐付祭→甍祭(いらかさい・七月二十五日(金)予定)と拝見させて戴き恐悦至極。   勉強不足で恥ずかしい限りであるが、斯様な機会を与えて戴いた伊雜宮・土田宮司、伊雜宮奉賛会副会長・南幸生氏、また神宮参拝禊会 神都世話人・南英雄氏には感謝致しております。

来週六月二十四日(火)には、伊雜宮 御田植祭が執り行われる。  今年も神宮参拝禊会 皇都世話人・犬塚博英先生が御招待客として参列される予定。 また、岐阜の和田氏、江戸の秋山氏、中村氏、上方の加藤氏、竹ノ内氏も御田植祭見学の為に来訪される予定。   きっと、二十三日(月)夜の直会予行練習は盛り上がる事でしょう。  楽しみですが、翌朝が心配。 しかし、”わかっちゃいるけど、やめられない”って事になるんだろうな~。

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伊雜宮境内に奉納されている酒樽。 白鷹は美味い! 御神酒となったら益々美味い!

それでは、また。 ごきげんよう。

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西村眞悟 国政報告会

2014-06-16 | インポート

六月十五日(日) 晴

けたたましい携帯電話の着信音が鳴り響いたので、目を覚ましたら頭が痛い、典型的な二日酔いだ。  気力を振り絞り電話に応答すると、”今何処?”・・・・???

ハッと正気に戻り、時計を見ると08:45。 本日の集合時間まで残すところ、あと15分しかない。 という事は、遅刻って事だ。  顔面蒼白の状態で、急ぎ洗顔を済まして出撃。 途中でソルマックを胃に流し込み、待ち合わせ場所まで一目散に向かう。 冷や汗が止まらない。

昨晩は久しぶりに盟友・森伸弘氏と、男手一人で3人の子供を育てている市川團十郎こと、太郎ちゃんと共に痛飲したような気がするが、23:00過ぎには就寝したはず。 9時間程睡眠をとっても酒が分解出来てないとは・・・。  最近嵌まっているハイボールをついつい飲み過ぎているのかもしれない。 何杯飲んだかも覚えていない・・・。 わかっちゃいるけど、やめられない。

また、酒のせいで脂にまみれたフォアグラが悲鳴を上げているのかもしれない。 幸か不幸か、今週は禁酒の週なので、健全な生活にて体調を整える事とする。

約束時間を15分経過した頃、集合場所へ到着。  神宮参拝禊会 神都世話人・南英雄氏と道の駅局長・山分氏の両名をお待たせした事を反省しつつ、ドアをノックして入室。 恐縮です。  出撃前に事務所で一服しながら、本日の予定を再確認。

その後、3人で上方・堺まで移動。 途中のパーキングエリアで早めの昼食を摂りながら、ワールドカップ・日本vsコート・ジボワール戦後半から観戦。 ドログバ参戦後、瞬く間に2点を奪われ目の前が真っ暗となる・・・。 二日酔いも重なり、本当に気持ちが悪くなってきた・・・。  観戦途中でパーキンエリアを出て、再び堺を目指して移動。  高速道路がガラガラだったので、予定より早く堺へ到着。

開演2時間前に西村眞悟事務所へ挨拶へ伺ったが、既に西村先生は出かけられたとの事で、講演会場となる堺・泉ヶ丘センタービルへ移動。  

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会場到着後、眞悟の会の方々と挨拶を交わしていたら、田母上閣下が到着されたとの事で、控室にて閣下と15分程会談させて戴いた。 短い時間でしたが、我々が尋ねた質問に対して明確な回答を戴く事が出来た。 特に国防に関しては目から鱗が落ちるような事を拝聴させて戴いた。 感謝合掌。

その後、拉致被害者家族会の有村氏が御来訪されたので、我々は席をはずさせて戴き、会場へ向かう。   開演1時間20分前というのに、7割の席が埋まっていた。 喫茶店を探すが、全くない。 名古屋だと喫茶店だらけなのだが・・・。 関西人は珈琲好きじゃないのかな?

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講演会会場。 最終的には椅子を追加しても足りず、立ち見の方々も大勢おられた。 500人近いのでは?

西村先生の講話に始まり、田母神閣下の講話と続く。 内容に関しては、是非自分で足を運んで講話を聞いて戴きたい。 著書を拝読するだけでも勉強になるが、先生達の生の声を拝聴して、魂を感じる事に価値がある。  機会があれば是非。    

こう言っては失礼だが、田母神閣下の講演内容も、年々鋭さを増してきて、軍人の逞しさのみならず、政治家としての感性が鋭く磨かれていると感じた。 前の東京都知事選にて61万票をも獲得された実績や、長らく行動を共にされている西村先生や三宅先生の影響を受けておられるからであろう。 

当方、前回と講演内容が重複していた時に少々離席して、会場外スタッフの西村先生の秘書の方々と挨拶を交わし、久しぶりの再会を楽しむ事が出来た。 スタッフの多数の方々が昨年の神宮御白石持ち行事に参加されていたので、短い時間だったが話が盛り上がった。

充実した講話を拝聴した後、上方・堺を離れ帰途へつく。  途中、パーキンエリアで休憩した時に”シカに注意”の看板が多々貼ってあった。  シカとの追突事故多発との事。

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数年前、南さんと共に大野宮司のお見舞いへ出かけた際、深夜高速道路の真ん中に鹿が立っていて、驚いた事があった。 一般道では夜間、猪や狸に追突した車両をよく見かける。

自然豊かな伊勢志摩エリアならではの、心温まる注意サインですね。 小心。

それでは、また。 ごきげんよう。

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