先日、古事記を読んでいた時、急に本居宣長先生の事を思いだしたので松坂(現・松阪)まで行ってきた。 伊勢・神宮徴古館と松坂・本居宣長記念館は定期的に新たな展示品を拝観する事ができるので、季節の変わり目毎に足を運んでいる。
本居先生宅を伺う前に、”若鳥のあみ焼き 坂本”(旧・ホルモン坂本)にて昼食。 松坂には鳥肉の味噌あみ焼きの店がたくさんあり、前島食堂あたりが一番有名で人気がある。 昔は前島食堂を頻繁に利用したが、地元の方にホルモン坂本を紹介して戴いてからは、他の店に行けなくなった。 ここの鶏肉の質と味噌だれの美味しさに魅了され、一時は週1回、片道1時間かけて来ていた時期もあった。 個人的には、松坂牛A5よりも美味しいと思う。
味噌ダレ(ニンニク入りか無し選択可)をからませた鶏肉が美味い。
これより本居宣長記念館へ移動。
これより2階展示場へ上がる。 ショーケース光の反射にて少々角度がずれてしまう。
蒲生氏郷公。 幕末、若かりし頃の西郷隆永公や大久保利通公も同じもみあげだった。
医者であった本居先生が使用されていた薬箱。
本居先生が勉強に疲れた時に鳴らされていた鈴。 これが本居邸が鈴屋と呼ばれる以来となる。
本居先生が使用されていた勉強机。
本居先生の師・賀茂真淵先生。
本居宣長先生。
これより本居先生宅へ移動。
2階・勉強部屋。
正面玄関。
店の間より奥を望む。 居住区。
竈。
本居先生のお墓は、これより約1時間くらいの山中にある。 前回墓参時の写真を掲載。
敷島の大和心を人問はば、朝日に匂う山桜花。
それでは、また。 ごきげんよう。