北面武士

至誠通天

宥義和尚 来勢

2019-12-25 | 日記

令和元年十二月二十四日(火) 晴

 

本日、仙台在住の佐久間大兄との3年ぶりの再会。

佐久間大兄御一行が、毎年恒例とされている神宮御垣内参拝を行われる為、所属する寺院の管長以下7名の僧侶の方々が伊勢へ御来訪なされた。

管長も含め、前回お会いした方3名も御来訪なされていた。  

日本各地から遠路はるばる御来訪戴き、感謝致しております。

 

神宮参道を僧侶達が参進していると、他の参拝者の方々が不思議そうに僧体の集団を見つめられていく。

特に当日は米国人の来訪者が多くいており、普段市街地では見かける事のない珍しい僧侶達の姿をバチバチ撮影していたので、私は撮影の邪魔にならぬよう少し離れて歩き続けた。

明治時代以前は神仏習合で、神社と寺院が隣接していたところが多くあったし、仏教の外来神仏も日本の八百万の神の一部として吸収されていた。

近年は世界宗教サミット等も開催され、各宗教間の敵対関係やわだかまりが減少しており、僧体でも神社参拝可能なところが増えてきたようだ。

 

限られた短い時間でしたが、久しぶりに交友を深める事ができ誠に恐悦至極。  

出家される前の佐久間大兄とは別人の如き温厚で懐の深い人物となられた、と感じるのは私だけではないかも。

しかし、闘争心だけは変わってないと確信して安堵する。

 

09:20  皇大神宮宇治橋前にて集合。

 

 

宇治橋前にて。  水滸伝の花和尚・魯知深を思い出してしまう、堂々たる髭と風貌の佐久間大兄(右より2番目)。

 

 

宇治橋にて。 後方の日章旗が美しくはためいていた。

 

 

これより手水舎へ。

 

 

手水を使い第一の鳥居を参進。

 

 

澄み切った五十鈴川を眺められる御一行。

 

 

神楽殿前の蹲。

 

 

神楽奉納前に待合室にて一服されている間、待合室の奥の絵画を拝観。

 

この絵画を拝観していると、何故か式年遷宮について説明して戴いた大野宮司の姿を思い出す。

魂は永遠に不滅なのだと、年を重ねる毎に実感する。

 

 

待合室にて歓談される御一行。

この後、御神楽奉納。 

御神楽奉納の後、内宮御垣内参拝。

 

 

歩いているだけでも迫力満点の佐久間大兄。  まるで僧兵だ。

 

 

アイポン11proの広角レンズを使用してみた。  予想以上の広がりを感じ、画質も良好。

 

皇大神宮(内宮)御正宮。

 

御正宮前にて。  この後、内宮御垣内参拝。

 

 

荒祭宮へ。

 

荒祭宮前にて。

 

内宮参拝後、おはらい町にて”伊勢うどん&手こね寿司”を食し、デザートに”赤福ぜんざい”を楽しまれる。

御馳走様でした!

その後、豊受大神宮(外宮)へ移動。

 

豊受大神宮(外宮)を参進される御一行。

 

 

豊受大神宮(外宮)御垣内参拝後の一葉。

明野高校の伊藤先生もお見えになられて、暫し歓談。

その後、伊勢にて解散という事で、各々日本各地へ帰途につかれる。

短い時間だったが、久しぶりに心が洗われたような爽快感を得る事ができた。

最近は仕事ばかりに流されて、無為な日々を過ごしていた事を反省。

暫く忘れていた葉隠れの如く、”起床時に今日は如何にして死ぬか”をイメージして、命と時間を無駄にせぬ努力を再開しようと思った次第。

感謝合掌

 

それでは、また。 ごきげんよう。 

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久しぶりの博多

2019-12-08 | 日記

令和元年十一月二十一日(木) 晴

 

十一月十九日(火)より3日間、会社の会合参加の為、早朝より近鉄線と新幹線とを乗り継ぎ、博多へ移動。

本日午後より、天皇陛下並びに皇后陛下が大嘗祭を行われた御報告の為、伊勢へ3日間御来訪なされる。 

両陛下をお迎えに参上出来ず、誠に残念至極也。

 

毎年国内スタッフだけで会合が開催されるのだが、今年は何故か他国スタッフとの合同開催との事で、イギリス、オーストラリア、香港、シンガポール、韓国、日本から約70名の参加者が博多へ集合した。

どうせ会社の洗脳教育みたいな会合になるのかな?と思っていたら、単なる盛大な飲み会だったので安堵した、というか酒量制御するのに精一杯だった。

初日は参加者全員、各々博多へ移動しホテルへチェックイン、夕刻より貸切バス2台に分乗して日本酒の蔵元が経営している居酒屋?にて、いきなりの大宴会。

日本酒&ビールの飲み放題というで、日本酒のリアル乾杯があちらこちらの席で行われて、この店だけで大破撃沈した者が数名・・・。

やはり、日本酒はゆっくりと味わって飲むものだと、再認識した日でもあった。

 

店名を失念したが、「百年なんとか?」という日本酒の蔵元が経営する居酒屋。 テーブル席で靴も脱がなくて良いので楽だった。

日本酒に合いすぎるくらい合う、美味しい肴に舌鼓を打ちながら、純米酒を楽しんだ。

辛子レンコンの風味と純米酒のコンビネーションは最高!

 

リアルに日本酒が進む肴ばかりだ。

 

外国人スタッフも喜んで刺身を食していた。 博多のフィッシュは美味い! 

 

やっと肉が出てきた!  牛たたきというより、ローストビーフに近い味と食感だった。 悪くないね~!

この後に御飯、味噌汁、お新香等が出てくるとの事だったが、二次会を考慮して辞退。 

 

この大宴会の後、我々日本人スタッフ5名(イタリア人1名含む)、いつも業務上連絡を取り合っている韓国人スタッフ5名と共に、中州のもつ鍋屋へ移動。

去年釜山でお世話になった3名も来日されており、皆で和気藹々としながら日本酒の徳利が次々と空になっていく・・・。 1時間後、日本人1名が大破撃沈・・・。 

若い韓国スタッフ1名は既に1升以上の日本酒を飲んでいるが、まだほろ酔い程度だった・・・。 なかなかの肝臓の持ち主とみた。

 

中州。 大相撲九州場所が開催されているので、この街のどこかの料亭かクラブで、関取達がタニマチ接待を受けているのであろう。 良いね~!

 

たっぷりの野菜でもつが見えないもつ鍋。  久しぶりにもつ鍋を食したが、予想以上に美味かったのちょいと吃驚。

 

この後三次会に行くとの事だったが、私は博多ラーメンを食したいので辞退し、大破撃沈した仲間達とホテルへ戻り、イタリア人と共にホテルの近くで何故かネパール料理を食しながら、カトリックとプロテスタントの違い、ラテンの血とアングロサクソン系の血の違い、シシリー・マフィアと本島各地のマフィアの違い等、わけのわからない話で盛り上がってしまい、気がつけば午前1時00分。 これはいかんと思い、ホテルへ戻ってシャワーを浴びて就寝。  博多ラーメンを失した夜だった・・・。

本日は移動に半日、飲酒に半日という不摂生ながらも、久しぶりに旅を楽しみ、宴会を楽しんだ日であった。 満足、満足。

 

 

十一月二十日(水) 晴

いつもの如く午前7時00分起床。 軽く酒が残っているが、目覚めは悪くない。

午前9時00分からホテル3Fで会合が行われるので、それまでに朝食を食して朝ドラを観て時間を過ごす。

部屋を出るまで、今夜の宴会場をネットで調査し、今夜の宴を満喫すべく情報を入手しアクセス・ルートを確認。

 

ホテルの朝食は洋食と和食(階が違う)とがあり、私は健康重視で和食を選択。

流石一流のホテルだけあって、味と内容は素晴らしいものだった。  小さなコップは日本酒ではなく、柚を絞った水。

健康の為と思ったが、量が多すぎて食べ過ぎ状態に陥ってしまった・・・。

 

食べ過ぎという事で、必然的に会合の時に睡魔が襲ってきて、茶やミネラスウォーターを飲みながら睡魔と闘う時間を長時間過ごした。

他のほとんどの連中も午前2時00分頃まで飲んでいたという事で、目を開けているのが精一杯の者も多々見かけた。

ホテルに缶詰状態の会合で、昼飯は仕出し弁当。 ちょいと娑婆の空気を吸いたいが、この会合が建前上のメイン・イベントなので抜け出せない・・・。

会合は有意義であったが、午後も時折襲われる睡魔と闘いながら、会合が終わるのをひたすら我慢。 

「我慢」、実行するのが非常に困難な言葉であるが、それをじっと耐え抜き、午後5時00分に無事閉会となる。 辛苦了!

 

今夜は5つのグループに分かれ、それぞれのグループの幹事が予約した店へ行く。

我々のグループは博多名物の水炊きや焼き鳥ではなく、なんとブラジル料理のシュラスコである。

私はイチボと鶏肉ばかり食していたような記憶がある。 いと美味し!

全体的に昨日のペースより遅く、皆ビールを飲みながら調子を挙げていく感じだったが、私がカイピリーニャを飲み始めると、回りの連中も珍しいと思ったのか、カイピリーニャを飲み始めて飲酒のペースが速くなってきた。  

嬉しい事に、本場のピンガを使用した本格的なカイピリーニャで美味かった。

 

午後9時00分、5つのグループ全員が会社が貸切った店へ集合し、各自ダーツ、ビリヤード、カラオケ、雑談しながら飲み続ける。

交流を深めるには最高の演出で、これを企画した幹事の手腕に脱帽。

各国のスタッフ達と一献交わしながら、美味い料理と楽しい会話を満喫できた2日間だった。

今夜も三次会をバックれて、ホテルの近くにあるラーメン屋で一人で博多ラーメンを食す。 豚骨ラーメン美味し!

昔はスープまで飲み干したものだが、流石に現在は飲まないように心がけている。 蜷川先生の御意見同様、冷めた時スープに浮いている油を見たら、とても飲み干そうとは思えない。  何時の頃からか健康を考える年頃となってしまった。

午後11時00分にホテルへ戻り、のんびりと風呂に入って静かに就寝。  他の連中は再び午前2時00分まで飲んでいたとの事・・・。

 

 

令和元年十一月二十一日(木)曇晴

いつもの如く午前7時00分起床。 外は曇っているが、目覚めが良い朝だった。

今朝も朝食に和食を選択し、またまた食べ過ぎてしまった模様。 朝から満腹状態だ。

朝食後、朝ドラを観てからチェックアウトの準備。

午前9時00分、チェックアウトを終えてロビーにて全員集合。

これから全員で「一風堂」という有名なラーメン店にある、ラーメンのクッキング体験教室にて授業を受ける。

全員で手を洗い、手ぬぐいを頭に巻いてエプロンを着用する。 普段使った事もないので似合わないし、どうも間抜けな感じがする。

とりあえず全員着席し、講師の指導を受けながらラーメンと餃子の作り方を教わる。

最近はイギリスでラーメンが流行っているようで、英豪人や韓国、香港、シンガポール人達も大喜びでラーメン造りに励んでいた。

店に到着すると、店前から豚骨を煮込む少々キツい臭いが漂ってきたが、香港人、シンガポール人、韓国人達は良い匂いが漂っていると言ってた。  やはり豚肉を大量に食す人種なのだと再認識。

 

各テーブルに麺の生地となる小麦粉が練られたものや、道具類が準備されてある。

研究所みたいで気分上々。

 

まずは生地をしっかりこねて、ビニールに包んで足で踏みまくる・・・。  どうも足で踏む感触が気持ち悪かったが・・・。

 

その後、生地を数回に分けて伸ばし、製麺機で麺にする。(初めての経験)  この課程が一番感動した! 全員”オ~!”と感激の吐息。

餃子作りの課程は割愛。 何とも見苦しい出来映えに落胆を隠せなかった・・・。

 

出来上がった麺。  太麺より細麺が好きである。

この後、順番に麺を熱湯で10秒ほど茹でて、先生が準備したラーメンどんぶりに投入。 

 

完成したラーメン。  餃子はダメだ!

 

先生の指導により、参加者全員大きな声で「いただきます!」。  残りの麺は、替え玉として後ほど茹がいてどんぶりに投入。

オリジナルスープが美味いので、多少の麺のコシとかは全く気にならなかった。  いと美味し!

他の連中も完食していたので驚いた。

 

これにて今回の合同会合の全課程が終了となり解散となり、待機していた福岡空港向けバスと、JR福岡駅向けバスへ別々に乗り込む。

乗車前に皆と再会を約束し、ここで各国スタッフ達との別れを惜しみながら見送る。

私はJR新幹線にて、博多-名古屋、近鉄線にて名古屋から乗り継いでの帰宅(約6時間)となる。

20:30頃に帰宅し、クタクタになった身体を熱い湯船に浸からせ、全身の毛穴が全開となったところをゴシゴシ・タオルで汚れた垢を洗い流す。

気分はスッキリしたが、身体は疲れ果てているので、そのまま徒歩で行ける近所の居酒屋にて安着を祝い、生ビールで喉を潤す。

最近は暴飲暴食を封じ、生ビールを胃に流し込まないようになったので、これでやっと大人の仲間入りだな思った。

しかし、”明日は、この3日間で溜まったメールの処理と、重大案件2件を片付けなければいけない・・・。”と現実を直視してしまい、”まだまだ斯様な事を考えているようでは、飲みが足らないという事か?”と思いながら、現実逃避すべく再び生ビールを胃に流し始める。

結局、何も変わっちゃいない・・・。 ”わかっちゃいるけど、やめられない!”

 

それでは、また。 ごきげんよう。 

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提灯行列

2019-12-08 | 日記

令和元年十一月十五日(金) 晴

 

今上天皇陛下による大嘗祭も滞りなく完遂なされた事を奉祝し、皇大神宮別宮・伊雑宮奉賛会、市商工会、市観光協会主催の提灯行列が行われた。

約400名の参加者と共に、午後6時00分より磯部役所前にて集合し、市長兼伊雑宮奉賛会会長の挨拶、商工会会長の挨拶、観光協会会長の挨拶、伊雑宮奉賛会副会長・南幸生氏の挨拶の後、伊雑宮まで練り歩いた。

先頭の旗手2名は、南幸生氏の御配慮にて、神宮参拝禊会伊勢志摩の森伸弘氏と、村田憲彦氏が務めさせて戴いた。 誠に重畳也。

 

今回準備された奉祝の提灯。

 

提灯行列前に伊雑宮参拝。

少々肌寒い日だったが、提灯行列を行うには最善の天気だった。

 

いつも我々が多大なる御支援を給わっている、伊雑宮奉賛会副会長・南幸生氏。

 

大阪より、加藤大兄、竹ノ内大兄、藤野大兄、大野大兄等、7名が参加なされた。 

提灯行列の後は楽しい直会。  わざわざ遠方より御来訪戴き、かたじけなく思っております。  感謝合掌

 

 

整列。 これより旗手2名を先導とし、伊雑宮まで提灯行列開始。

 

約400名が提灯行列に参加されたが、大変嬉しい事に子供連れの家族が多く見られた。

誠に失礼であるが、この小さな市町で400名もの方々が参加されるとは思わなかった。

天皇陛下御在位を奉祝するこの至福の一時を、参加した子供達は一生忘れる事はないであろう。

 

 

順次伊雑宮へ参拝し、記帳、振る舞いの甘酒と、紅白餅(お世話になっているI会長が提供)を拝受した後、神田前広場にて全員集合。 

参加者全員で国歌斉唱。

 

〆として、神宮参拝禊会 代表世話人・南英雄氏による御挨拶と、万歳三唱。

和気藹々とした雰囲気で解散となる。

この後、森伸弘氏、森田英樹氏、村田憲彦氏と、大阪より参加して戴いた加藤大兄一同と共に直会。

楽しい会話で盛り上がり、そのまま隣のスナックへ転戦。 

気の置けない仲間達と共に思い出に残る一献会を堪能させてもらった。 Muchas Grasias!

それでは、また。 ごきげんよう。 

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