北面武士

至誠通天

令和二年度 伊雑宮御田植祭

2020-06-27 | 日記

令和二年六月二十六日(水) 晴

 

本日、皇大神宮別宮・伊雑宮において「無形文化財・御田植祭」が開催された。

例年なら杁差・田道人による”七度半の使い”から始まり、斎館にて”式三番”を納め、参列者全員整列して神田へ向かうのだが、今年はチャイナ・ウィルス(武漢肺炎)の禍で三密を避けるべく、”竹取神事”も含めて通常の祭は中止となった。

神事を執り行うにあたり、今年は祭の規模を縮小し、毎年持ち回り当番で御田植祭を担当している各地区代表者(穴川区、五知区、迫間区、築地区、恵利原区、上之郷区、下之郷区、沓掛区、山田区、下之郷区)9名と、伊雑宮奉賛会会長・竹内志摩市長、同副会長・南幸生氏、奉賛会・別所氏、志摩市磯部支所長・松田氏、神宮参拝禊会代表世話人・南英雄氏の計14名の奉仕者により「御田植祭」が開催された。

志摩市磯部支所職員、教育委員会職員及び文化財調査委員会の方々の多大なる御支援により、御田植祭が滞りなく進行された。

今回は三密を避ける為、スタッフ並びに報道関係者も必要最低限に限定され、御招待客・一般観客の見学も自粛して戴くという運びとなった。

 

皇大神宮別宮 伊雑宮。

 

伊雑宮正宮。  静かな境内で一人で参拝を行う。

 

拝礼中の稲熊宮司。 盗撮・・・。

 

祓所。 後ほど早苗が供えられる。

この後 08:30に 南さんと合流し、的矢牡蠣で有名な的矢まで移動。

 

奉仕者14名と関係者は09:00 的矢にて集合。 ここでお清めとして、海水にて手水をつかう。

 

奉仕者一同整列。

 

艀の上に桶に入った手水(海水)が準備されていた。

 

手水。

 

伊雑宮奉賛会会長・志摩市長より手水をつかう。

艀の端にて撮影しているのだが、足場が悪くて木材もだいぶ疲労しており、撮影中落水の危機を数回感じた・・・。

 

手水を使われる南幸生氏と南英雄氏。

私も手水を勧められたが、写真機にダメージを与えそうなので辞退させて戴いた。 既に伊雑宮参拝時に手水を済ませていたし。

 

神宮参拝禊会 代表世話人・南英雄氏。

 

伊雑宮奉賛会副会長・南幸生氏。

 

全員整列。 これより各々伊雑宮へ移動。

 

09:30 伊雑宮駐車場集合。 09:50 伊雑宮境内集合まで各自準備を行う。

志摩市長と南英雄氏。

 

稲熊宮司が挨拶へ来られた。

 

09:40 伊雑宮駐車場にて整列して、伊雑宮境内まで参進。

 

今年も好天に恵まれたが、少々暑すぎるくらいだった。  

 

伊雑宮鳥居をくぐり境内へ入る。

 

気合いが入る奉仕者一同。

 

奉仕者一同、伊雑宮境内にて集合写真撮影。  

基本的に毎年各地区で持ち回りの御田植祭なので、全9区の方々が一同に集まる事はない。

それ故、この集合写真は平安の御代から続く御田植祭の歴史に残る一葉となる。

 

権禰宜、宮掌、宮掌、作長が整列される。

 

対面に奉仕者一同が整列。

 

これよりお清め。

 

神職へのお清め。

 

奉仕者へのお清め。

 

白の狩衣は何度見ても清々しい。

 

今年より着任された浜口衛士を先導に参進。

 

参進される一同。

 

南英雄代表世話人。

 

正宮前にて一同整列。

 

拝礼を行う。

 

祓所前にて整列。  祝詞奏上の後、修祓の儀。

 

神事が粛々と進められる。

 

これよりお祓い。

 

お祓い。

 

お清め。

 

供えられた早苗を取り上げられる神職。

 

早苗を作長へ手渡される。

 

これより御料田へ向けて参進。

 

境内を粛々と参進。 少人数での祭儀は、厳粛に感じてなかなか良いと思う。

 

参進。

 

御料田へ向かって参進。

 

御田植祭の最重要アイテムである早苗を運ばれる作長。

 

神宮参拝禊会 代表世話人・南英雄氏が、厳選された奉仕者の一人として参列出来ました事、誠に祝着至極に存じます。

 

式次第。

 

御料田鳥居前にて。

 

御田植えが行われる御料田。

 

今回、特別にミニチュア・サイズで制作されたごんば団扇。

 

御料田内の苗場。

 

修祓の儀。

 

御料田のお祓い。

 

御料田のお清め。

 

作長による早苗投入。

 

これにて修祓の儀完了。

 

苗場のしめ縄を外す。

 

苗場の竹としめ縄を中央御料田の角に差し立てる。

 

早苗を運ぶ。

 

杁役2名が御料田に縄を張る。

 

縄の位置に合わせて早苗を植える。

 

例年は、うら若き早乙女と田道人が早苗を植えるのだが、今年はおじさんばかり・・・。

 

一所懸命に早苗を植える奉仕者の方々。 華やかさは皆無だが、非常に実務的な感じがして悪くない。

 

日本人の生命の原点となる米。  感謝合掌

 

そろそろ腰が疲れてきた頃ではないだろうか?

 

御田植えを見守られる神職と作長。

 

スタッフの少なさが目立ちます。

 

率先して御田植えを行われている志摩市長。  条例で「御田植祭」の日を公立小中高校を休日にしてちょ。

 

谷崎師匠の号令で、撮影用に全員揃って早苗を植える奉仕者。

 

御田植え後、伊雑宮正宮へ向かい整列。

 

伊雑宮正宮へ拝礼。

 

伊雑宮奉賛会・森伸弘氏。  

 

御料田の前にて集合写真撮影。

この後、伊雑宮へ。

 

御田植え行事を終え、伊雑宮へ。

 

境内へ移動。

 

境内にて整列。

 

皆さん清々しい表情だ。

 

別所さん、いつもお世話になっております。 多謝!

 

南幸生氏の御厚意にて、私は伊雑宮奉賛会 特別会員として、長年に渡り「御田植祭」と「式年遷宮」に関わる撮影を行わせて戴いている。

奉賛会の方々にも多大なる御支援を給わり、比較的自由に撮影をさせて戴き幸せに思っております。

稚拙な写真ですが、伊雑宮に関する歴史の一部として残して戴ければ幸甚です。 感謝合掌

 

神職一同整列。

 

進行役の稲熊宮司。

 

伊雑宮奉賛会会長・竹内志摩市長による挨拶。

 

境内の光景。

 

神宮代表・久田宮司による挨拶。

 

神宮を離れると、久田宮司は南さんの空手道部の後輩(私とタメ年)となる。 押忍!

 

久田宮司は、鷹司前大宮司の秘書を長年勤められてきた。  前大宮司が「御田植祭」にお忍びで参列なされた事もある。

 

神職の方々は昨日より祭儀が続いており、今夜も遅く祭儀が行われる。 お疲れ様です。

 

万歳三唱! おめでとうございます!

 

神職と奉仕者全員で集合写真撮影。 これぞ正しく歴史に残る一葉かもしれない。

皆様、お疲れ様でした。

とりあえず、私は全身汗をかいて豚汁まみれとなってしまったので、一時帰宅。

 

正午から、遠路はるばる江戸、相模、加賀、薩摩より「御田植祭」拝観の為に御来訪された、神宮と伊雑宮をこよなく愛されている方々と共に、直会を行うとの事で日本料理「鯛」へ向かう。

時間前に到着すると、南幸生氏、南英雄氏と4名の方々が既に着席されていた・・・。 誠に申し訳ございませんでした。

 

時間の都合で約1時間ほどの直会だったが、充実した時間と美味しい料理を堪能させて戴いた。 感謝合掌

 

この後、帰宅して速攻で写真整理を行い、ジャスコで写真を大量プリントして関係各位に手渡しに行く。

この3週間は地獄のような24時間体制で、昼夜問わず稼働していた(無事完遂)ので疲労困憊しているが、

とりあえず目先の仕事(本業以外)は一刻でも早く処理して、次の予期せぬ事態に備えなければいけない。

 

久しぶりの神事に参列でき、精神的に清められた気分だ。

それでは、また。 ごきげんよう。

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米国歴史の影

2020-06-07 | 日記

令和二年六月七日(日) 晴

 

先月、米国でアフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイド氏が警察官に逮捕された際、首を膝で押さえつけられて、圧迫された事が原因で心停止となり死亡という事件を発端とし、全米にて黒人差別に対する抗議デモと暴動略奪・放火が続いている。

事件の内容は、5月25日午後8時頃、米国ミネソタ州のミネアポリスの白人警察官が、ミネアポリスのパウダーホーン地区にあるシカゴアベニューサウスで起きている「偽造事件」に応対。 

WCCOによると、その内容は、フロイド氏が「近くのデリで偽造文書(偽札20ドル)を使用しようとした」ことだった。

当時、フロイド氏はチャイナ・ウィルス(武漢肺炎)の影響で失業中であったとの事。(事件と関係あるかどうかわからないけど)


現場となった食料雑貨店のCup Foodsはフロイド氏の行きつけの店だったという。

NBCの取材に応じた店主は、フロイド氏が過去にトラブルを起こしたことは一度もないと話している。

店主によると、フロイド氏は男性1人、女性1人と来店。

同行していた男性が会計時に20ドル札を使おうとしたが、店員は偽札を疑い、受け取るのを拒んだという。

3人は店を立ち去ったが、およそ10分後に再度フロイド氏が来店。(何しに戻ってきたのだろう?)

20ドルを使い、偽札を疑った従業員が警察に通報したという。

 

過去に白人警察官による黒人犯罪者へ対する射殺や殺害事案が多数発生しており、人種差別という声と共に何度も抗議デモや暴動略奪・放火が起きている。 

今回の暴動略奪・放火は、背後から極左勢力ANTIFA(日本の立憲民主党の有名な方々とお友達)がケツ持ちして、今回の暴動をアジっているとの説がある。 

抗議デモはともかく、暴動略奪・放火はれっきとした犯罪だ。 これには毅然とした対応で犯罪者達を逮捕する必要がある。

この暴動に関して、現在米国と敵対している国も絡んでいるとの説もあるが、腐れマスコミは一貫して”暴動鎮圧に対して軍隊投入の可能性もありうる”と発言したトランプ大統領に対して、猛烈な攻撃を仕掛けている。  抗議デモに対して軍隊を投入するとは言ってないのでは?

個人的には、大規模な暴動略奪・放火犯に対して軍隊投入もあり得ると思うが、流石に警察の面子もあるので必要ないだろう。

腐れマスコミは正確な事実だけを報道し、勝手に偏向的な内容のニュースを垂れ流すな!

平和的抗議デモに対して軍隊投入!みたいな報道を流すなって事だ。

常に平等な立場にて、真実だけを伝えよ!  

腐れマスコミは一白人警察官による黒人犯罪者殺害という事件を、何故トランプ大統領攻撃へと関連付けるのだろうか?

 

黒人差別を描いた映画「ミシシッピ・バーニング」(ジーン・ハックマンが良い仕事をしている)の時代は、KKK等の白人主上主義が勢力を保っていたが、現在においてはほぼ形式ばかり残っている状態だ。

私が渡米していた70’s~80’sの頃、差別の少ないカリフォルニア州でも黒人のみならず有色人種へ対する差別が多々あったが、その後、仕事で滞在していた90’s頃には差別を感じる事はなかった。(南部ではあったかも・・・) 

70’sのLove & Peaseでベトナム戦争反対運動したヒッピー文化が少しずつ浸透し、スポーツと音楽における黒人の台頭が著しく伸びたおかげで、人種差別が激減したのだろう。

しかし、全世界において人種差別がなくなる事はない。 

どんなに綺麗後を言っていても、必ず本能、宗教、潜在意識の中に人種差別があるはずだ。  マザー・テレサだけは別格だが。

 

差別問題はある程度仕方ないと思うが、殺人となると話が違う。

映画「ミシシッピ・バーニング」におけるKKKのような思想信条を持って、フロイド氏を殺害していたら大問題だ。

今回の事件に関するToutubeを見ていたら、警察官に膝で首を圧迫され、”息が出来ない”と叫んでいる映像が流れていて、警察官が膝を外した後は普通に息をしていたようにも見える。 しかし、結果的にフロイド氏は心停止で死亡。 彼は現場で亡くなったのだろうか、それとも病院内で?

今回、この警察官に対して殺人罪が問われているが、明確な詳細不明。 

 

この事件を発端とした抗議デモは理解出来るが、暴動略奪・放火に対しては理解出来ない。

抗議デモ隊は、フロイド氏を聖人君子のように崇めて黒人差別反対を訴えているが、フロイド氏が何故逮捕されたを知る必要がある。

何もせずに警察官に逮捕される事はないであろう。  

警官に追われて車に乗り逃走との説もあるが、今回は偽札20ドルを使用しようとして、店員から通報があったので警察官が出動となったようだ。

また、今回の事件とは関係ないが、フロイド氏の過去の前歴も中々凄い。

ネットでしか情報は得られないが、これが真実としたら聖人君子ではないのでは・・・。

★加重強盗罪(特に凶悪な強盗)
★女性宅に侵入、妊娠中の被害者の腹部に銃を向け、麻薬と金銭を脅し取る
★コカイン所持
★不法侵入
★窃盗
★偽札

腐れマスコミの偏向的な情報では報じられないので、テレビのニュースしか見ない人には事実の一面だけしか知る事が出来ない。

 

この事件に関しては不明な点も多く、現場の状況も把握してないので中立の立場だ。

しかし、フロイド氏が命を落としているという事実を重くみている。 

黒人は現在でも不当な差別を受けているのだろうか?  

もしあるとしたら、どのような差別なのだろうか?

米国歴史の負の遺産が現在も継続しているという事か?  

これを利用する連中も多々いると思うが、運動資金は何処から出てるのだろう。

米国内でもチャイナ・ウィルス(武漢肺炎)が蔓延しているはずだが、これを全く無視して抗議デモを行う人達に驚きを隠せない。

正に命がけの抗議デモなのだろうが、米国も含め、各国政府は既に”人種差別はダメだよ”と掲げているので、政府に対して同じ事を要求しても意味がないのでは?  何が目的なのだろう?

くれぐれもクラスターの中心事物とならぬよう、お気を付けください。 

 

個人的には、この問題よりチャイナ・ウィルス(武漢肺炎)のワクチンに関する事の方が重要だ。

もう1年以上旅に出てないので、仕事のストレスが溢れかえっている。 4月の米国旅行がキャンセルとなったので、余計辛い・・・。

何でも良いから、早いとこ終息してもらいたいものだ。

 

P.S. 先日、車両ナンバープレートをご当地ナンバーへ変更。 手続きは面倒だったが、新ナンバープレートのデザインには満足。

 

それでは、また。 ごきげんよう。

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悲しい消息

2020-06-06 | 日記

令和二年六月五日(金) 晴

 

本日、1977年に北朝鮮に拉致された横田めぐみさん(当時13歳)の御尊父であられる横田滋さんが御逝去なされた。 享年87歳。

奥方様の早紀江さんと二人で、43年間の長きに渡りめぐみさんを探し続け、80歳を過ぎるまで全国を駆け回ってこられた。

”無念”の気持ちで逝かれた事であろう・・・。  心よりご冥福をお祈り申し上げます。 合掌

日本国政府はえげつない汚い手を使ってでも拉致問題を解決しなければならないのだが、あまりにも正攻法過ぎて落胆するばかりだ。

日本国民が拉致されているのに、人権とか人道的とか綺麗事をぬかしてないで、さっさと日本国内にいる関係者全員を締め上げれば良いものを、

未だに北朝鮮がケツ持ちをしている野党の連中に気遣って何の行動も起こしていない。  

己の保身ばかり考えてないで、首を懸けて戦え。 平安時代の如きお歯黒議員は必要ない。

多少国内が混乱しても一時的なものだから、早急に行動を開始せよ!   

以前、ゴムボートが日本国内の海岸に漂着して亡くなれた方がおられたが・・・。 合掌

 

10年前の平成22年(2010年)3月、横田滋さんに当地まで御足労戴き、市の主催で講演会を行って戴いた。

横田さんの御講話を拝聴しながら、大勢の方々が涙していた光景を今でも鮮明に覚えている。

その後、南さんと共に道の駅へ御来訪戴いて、皇大神宮別宮・伊雑宮参拝。 その後伊勢の「大喜」にて一献。

横田さんと話をしていて、直ぐに人柄に惹かれた。  親の愛とはこれほど強いものかと痛感した。

 

前・大口市長の計らいで講演会を開催して戴いた。

南さんと深いお付き合いのある、西村眞悟先生の御尽力に感謝。

 

当時13歳だった愛娘を拉致された講話を拝聴し、大勢の方々が涙した。

 

講演会終了後、道の駅と観光農園へ御来訪戴いた。 

 

皇大神宮別宮・伊雑宮にて正式参拝。   

当地において、拉致問題に関し一番積極的に運動しておられる吉田さん(白ジャケット)。

 

地元有志の方々。

 

伊勢 近鉄宇治山田駅前「大喜」にて懇親会。

 

横田めぐみさんの早急なる帰国を祈念。

 

横田滋さんの無念を晴らすべく、如何なる手段を用いても問題を解決して戴きたい。 悠長にしている時間はない!

 

それでは、また。 ごきげんよう。

 

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