北面武士

至誠通天

伊雜宮 御田植祭

2013-06-27 | インポート

平成25年6月24日(月) 三重県志摩市磯部町 皇大神宮別宮・伊雜宮(いざわのみや)において、御田植祭が行われた。  この祭は、香取神宮、住吉大社と共に日本三大御田植祭の一つに数えられていて、1990年に國の重要無形民俗文化財に指定されている。 平安時代より続く、由緒ある祭で、 磯部町の7つの地区が、毎年持ち回りで当番区となり祭を行う。

今年の担当区は迫間区。 神宮参拝禊会 神都世話人・南英雄氏も迫間区の世話役として参加された。  また、当日は神宮参拝禊会 皇都世話人・犬塚博英先生に伊勢志摩まで御足労願い、御来賓として参列して戴きました。  前日は犬塚先生と共に、式年遷宮お白石持ち行事・大湊奉曳団の井村団長と8月9日(金)の打ち合わせを行い、 その後の懇親会にて一献。  楽しくてついつい杯が進み痛飲。  祭当日は軽い二日酔いの中、伊雜宮へ08:00到着。  5年前より、伊雜宮奉賛会副会長・南幸生氏の御厚意で・奉賛会写真撮影担当として参加させて戴いており、伊雜宮からも格段の御高配を賜り感謝致しております。 祭の後、本業の仕事が終わった後に行う写真整理、プリント等の作業に3~4日以上費やしてしまうが、参加者の方々に記念写真を渡して喜んで戴くと、写真撮影・整理等の苦労も忘れてしまう。  祭には日本の心が反映されているように思える。

御田植祭 式次第

05:00  花火打上

06:00  大団扇立

06:30  役人準備

08:30  七度半の使

10:00  式三番

11:00  神職による御塩祓い  早苗の御祓い

11:30  御料田へ向う

     御田祓い  早苗奉下

     竹取神事  御田植  中休み  刺鳥差  休憩

15:00  踊り込み

17:00  千秋楽

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雨が降る中、七度半の使の儀式と同時に、神職による祝詞奏上、神楽が行われ、荘厳な雰囲気の中で神事が粛々と行われていた。 神事の写真掲載は自粛させて戴きます。

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公民館前で市長と区長の挨拶の後、式三番開始。

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伊雜宮へ向う。 区長と市長

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神宮参拝禊会 神都世話人・南英雄氏

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伊雜宮一の鳥居をくぐり、境内へ。

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神職による御塩祓い。 

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御正宮へ移動し、参拝。

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御料田へ移動。

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御田祓いの後、作長が早苗を奉下。 左、右、中の順で早苗を奉下。

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朳(えぶり)、早乙女(さおとめ)、田道人(たちど)が苗床へ移動。

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苗床を三周半まわり、斎竹をはずし、苗取りを行う。

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禊会仲間の村田氏と、伊雜宮奉賛会副会長・南幸生氏。

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奉賛会の修さん。  いつも車を駐車させて戴き、ありがとうございます。 

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竹取神事開始。 総員粉骨砕身努力せよ! 泥んこ遊びで田をかき回せ!

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青竹に付けられた大団扇に描かれた紙の宝珠や竹枝を取り合う。

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青竹の真ん中を中心とし、田の中をぐるぐる走り回る。

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何度か逆方向にも周り、東の川にて泥を流す。 竹取神事完遂。

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朳二人が田をならし、謡・神楽が小謡を始める。

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御田植が始まる。 

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小謡1番から9番が終わると中休み、その後”刺鳥差の舞”、小謡10番から18番まで唄う。 昼休み。

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神宮参拝禊会 神都世話人・南英雄氏と、皇都世話人・犬塚博英先生。 数年前は、代表世話人・大野康孝宮司も御子息と共においで戴いた。

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花火の寄付金。 私は毎年、神宮参拝禊会の名目で寄付。 ミナミ運輸、小西建材、村田氏の名前も見えます。 写真からはずれているが”お好み焼き・だいちゃん”が、小西建材の左。

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15:00 踊り込み開始。 これより御料田鳥居前から伊雜宮までの200mを、2時間かけて練り歩く。

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伊雜宮の鳥居

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伊雜宮境内より撮影

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整列後、いよいよ千秋楽。

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千秋楽完遂。

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大口市長の挨拶。  これからも日本の伝統と文化を継続していく。

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御田植祭で14年に渡り師匠を務められた谷口哲氏へ、神宮から感謝状が贈られた。

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区長の挨拶。

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無事御田植祭も完遂、市長の音頭で万歳三唱。

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師匠の胴上げ。 その後、市長、区長の胴上げ。 

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師匠のお孫さん2名も、早乙女として大役を果たされました。 めでたい! 

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本日のキャスト一覧。

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伊雜宮衛士の方々。 西岡さん、いつもありがとうございます。

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消防(治安維持部隊)、山邉さんに感謝。

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奉賛会の皆様。 裏方最強の実行部隊。 感謝合掌

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新生会の皆様。 禊会のチンピラ細メガネ・森伸弘氏が、書記として写ってますね。

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特別参加して戴いた、恵利原区の早餅つき保存会の皆様。 いつもありがとうございます。 この出来たての餅は最高に美味い。  機会を逃すべからず。

関係者全てに方々に御礼申し上げます。  感謝合掌

翌6月25日(火)は、犬塚先生と共に神宮御領地・伊勢楠部神田を拝観し、内宮にて正式参拝。  おはらい町で、ひつまぶしを御馳走になり近鉄・伊勢駅にて犬塚先生をお見送りさせて戴く。   充実した楽しい日々を送らせて戴きました。  

それでは、また。 ごきげんよう。

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月讀宮

2013-06-17 | インポート

昨日は神宮別宮・月讀宮(つきよみのみや)へ参拝してきた。祭神は月讀尊(つきよみのみこと)、天照大神の弟君であり、素戔嗚尊の兄君。 夜を司る神。 

夜は人間にとって大切な回復の時故、個人的には治癒の神様だと思っている。 今回は私が師事してる方、友人、親族の方々一人一人の病気回復を祈ってきた。

月讀宮には4つの社が並んでいる。向かって右より、月讀荒御魂宮、月讀宮、伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮。 月讀宮は父母と一緒に並んでいる。 

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五十鈴川駅側鳥居。  近鉄五十鈴川駅より徒歩5分。 神宮内宮より車で5分。

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鳥居をくぐり、静かな参道を歩く。 一人、静かに参道を歩く気持ち良さは格別。

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涼しい木陰と鳥の鳴き声。

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暫く歩くと手水舎が見える。

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手水舎左手方面に月讀宮、右手方面は別の出入り口。

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雄々しい大きな木が、社の手前に立っている。

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左手より、伊佐奈弥宮、伊佐奈岐宮、月讀宮。 月讀宮の右手には月讀荒御魂宮がある。 

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月讀荒御魂宮

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月讀宮

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伊佐奈岐宮

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伊佐奈弥宮

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参拝は、月讀宮、月讀御荒魂宮、伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮の順で行う。

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至誠通天。 一心に祈る。

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最大にシンプルな造りで、最大の威厳がある神明造りの神社。

これより一人直会用麦酒購入の為、「二軒茶屋角屋本店」へ移動。

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天正3年(1575年)創業。 昔の神宮参拝客は舟で伊勢湾から勢田川を通り、二軒茶屋餅船着場へ到着。 現在でも”川の駅”として活躍中。

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現在の二軒茶屋船着場。

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船着場前の”川の駅”。

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上陸すると”二軒茶屋”が見える。 式年遷宮の幟が素晴らしい。

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立派な石碑が建っている。

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明治5年(1872年)、明治大帝が西国御巡幸時、神宮参拝された時にここより上陸なされた。  参議・西郷隆盛公も供奉された。

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二軒茶屋餅店の横を通る。

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正面入口。  いつも3個入りパックを10箱購入し、友人達へ配布。 女性に人気抜群。  

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正面入口前の道路を渡る。

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「二軒茶屋餅」店の対面に、「麦酒蔵」。 

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バス停です。 伊勢市神久の二軒茶屋。

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一階はレジ、ビール、味噌、醤油販売、及びビール醸造所。 二階はレストラン。美味い!    ビールの美味さのみならず、食事も素晴らしい。 食事のみの方も大勢来訪。

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基本的に神都麦酒、熊野古道、伊勢ピルスナー、ペールエール、ブラウンエール、スタウトの6種類があるが、時々、柚のエールや熟成ビール等の限定販売品も醸造している。 今回は個人的に一番好きなブラウンエールを3本購入。 ブラウンエールは英国人達にも一番人気だった。

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帰宅後、一人で直会。 その後は、いつもの居酒屋お好み”だいちゃん”にて一献。 満足満足。

来週6月24日(月)は日本三大御田植祭の一つ、志摩市磯辺町 神宮別宮・伊雜宮の御田植祭だ。 江戸から民族革新会議議長、神宮参拝禊会 皇都世話人・犬塚博英先生が御来訪下さるとの事で、招待席確保。 神都世話人・南英雄氏は、今年の御田植祭の担当地区役員で多忙故、補佐役の私が犬塚先生の接待を行わせて戴く。 8月9日のお白石持ち行事のスケジュール詳細打ち合わせも行う予定。 楽しみです。

それでは、また。 ごきげんよう。

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神宮

2013-06-10 | インポート

先日6月1日(土)に赤福の朔日餅を食べながら、ふと思った。 なんと1ヶ月以上も神宮内宮に参拝していないではないか! 神宮会館やおはらい町には頻繁に行っいるが、神宮へは参拝していなかった・・・。  今回は太陽の光が燦々と降り注ぐ6月8日(土)、神宮参拝へ行ってきた。 毎年、御垣内参拝・御神楽の正式参拝は年に6回以上、一般参拝は10回以上行っているが、本年は正式参拝が2回、一般参拝は4回程度しか行っていない。 参拝回数よりも、自分の緩んだ精神に腹が立つ。  気合いを入れ直す時だ、押忍!

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外宮は伊勢市のイベントが行われていて、駐車場が満杯だったので内宮参拝のみとした。

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内宮はいつも参拝客で一杯。 人が一瞬減った瞬間に撮影、この状態となるまで15分待ち。

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鳥居をくぐり、宇治橋左手2番目の擬宝珠(ぎぼし)。 擬宝珠の中には安全祈願の御神札が入っている。 五十鈴川の別名・御裳濯川(みもすそがわ)。

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宇治橋を渡りきる前に左手を望む。 一番奥あたりが禊場。

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暫く砂利の参道を歩いて行くと手水舎があるが、現在新築工事中。 仮手水舎が準備。

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奥様が手水を使われている時、奥様の日傘を持って掲げる旦那さん。 真の優しさとはこういうものか。

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きれいに透き通った五十鈴川。 最近は鯉を見なくなったが、何処へ行ったのだろう。

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瀧祭神を参拝。  木陰の中、さわやかな風が吹いていた。

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瀧祭神から風日祈宮へ続く参道は、一般参拝客がほとんど通らないので、静寂で森林の癒やしを感じる事ができる。 正に「鎮守の杜」。

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風日祈宮の鳥居と、風日祈宮御橋。

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風日祈宮御橋を渡りながら左手、五十鈴川上流。 川が荒れた時、上流から流木が橋に直撃しないよう、2本の防御柱がある。

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橋の右手。 下流へ流れていく清流。 

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橋を渡ると風日祈宮の姿が。 神々しい!

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風日祈宮正面。 

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風日祈宮から暫く参道を歩くと、正宮。 団体の参拝客を早足に抜いて、階段下より撮影。

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正宮鳥居をくぐり、約10分待って参拝。 参拝時に正宮より風が吹き、幕がふわ~っと上がり正宮の姿が見え、感無量。 皇室弥栄・国家安寧を祈る。

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参拝客が多いせいか、正月以来久しぶりに右側出口が開けられていた。

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正宮右側を歩いて、荒祭宮まで移動。

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長い板塀が続く。 正殿の千木が見える。

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板塀の向こうは正殿。 普段はここまで近寄る事は出来ない。

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正殿の千木。 威厳を感じる。

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正殿後方社の千木。 素晴らしい。

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来た道を振り返る。 これより右、正宮裏側へ。

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正宮裏側の鳥居。  衛士さんの番所有り。

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新しい正宮が見える。 わざとピントをはずして撮影。

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正宮裏側を通り、階段を下り荒祭宮へ。

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荒祭宮は天照大神の本来持たれている「素の魂」、弟君の素戔嗚尊でさえ押さえつける、最強の荒ぶる魂。 個人の願い事はこのお宮で行う。 去年末から参拝客が増加している。

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荒祭宮の参拝待ち。 

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荒祭宮から神楽殿へ移動途中に酒蔵(酒の神様)がある。 江戸の叔父貴を思いながら参拝。 一生共存共栄を祈願。

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神楽殿。 「倭舞」、「人長舞」、「蘭陵王」、「納曽利」、「古鳥蘇」等の舞があり、現世を離れた幽玄な世界を感じる事が出来る。 古代より継承されている音楽と舞。

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参拝の後は、「おはらい町」を歩いて神宮会館へ移動。 この店は酒の立ち飲みが出来る。白鷹は神宮御用達の御神酒で、神楽殿で神様に舞を奉納して、祝詞をあげて戴いた後に土器の杯で御神酒を戴くのだが、酒が少量なので少々物足りない。と感じた時には、この店で一献。 運転されない方は是非一度、お薦めの店です。

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「伊勢角屋麦酒」は、戦国時代末期・天正時代から続く「二軒茶屋餅」の若旦那が経営されている店。 神都麦酒、熊野古道、伊勢ピルスナー、ブラウン・エール等のビールを出されていて、数々の賞を受賞されている。 神宮参拝禊会においても、直会で神都麦酒を使用させて戴いております。 二軒茶屋餅も一口サイズのあん餅にきなこ、という昔ながらの美味い餅。 本店は内宮から車で約10分。 ビールもインターネットで販売されている。

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レストラン「おく乃」、松坂牛が食べられる店。 美味しかった。  個人的には脂が好きではないので、アメリカン・ビーフを好む。 ブドウ酒とステーキは最強のコンビネーション!

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「五十鈴茶屋」、赤福本店隣の和菓子屋。(写真は4月頃) 抹茶との相性抜群、茶人には是非一度足を運んで戴きたい。  季節毎に品も変化。

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赤福本店前。

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「豚捨」、豚肉を一切使用せず牛肉のみ使用。 牛丼もお薦め。

中途半端な感じですが、今回はこれにて失礼。 それでは、また。 ごきげんよう。

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