北面武士

至誠通天

読書週間

2017-08-05 | 日記

八月五日(土) 曇晴

最近奥歯の詰め物が外れ、食事の時に歯に物が詰まって不快な日が続いていたので、30年ぶりに歯医者へ行った。  

美人の先生とスタッフが揃っていて、腕前も評判が良いと聞いて行ったのだが、いざ診療台に座ると30年前の痛い記憶が蘇って、先生や周りのスタッフの顔も見る余裕もなく不安で一杯となり、診療台の明かりとうがいのコップしか記憶にない・・・。  ビビり丸出し! 多分、歯医者が怖くて30年歯科へ行かなかったのだろう・・・。

とりあえず歯型を取ってから仮詰めを行ってもらったが、治療中に全く痛みが無かったのでひと安心。  安心したついでに、次回は30年前に抜いた親知らずの部分にブリッジを依頼。

次回は先生やスタッフの顔を見る余裕があるだろう。 多分・・・。

 

先週から読書三昧の日が続いている。 最近は仕事三昧で勉強不足だと感じ、久しぶりにさまざまな雑誌、単行本、ハードカバーを読みまくっていた。

今回は裏社会の経済と芸能界に関する本が多く、読書していると今まで疑問に感じていた事について詳細に書かれていた事項が多々あり。 薄々わかっていたつもりだが、斯様な欲まみれの薄汚い世界が、これ程まで日本経済界に浸透しているとは思いもしなかった・・・。  これまで知り得た表面的な知識では想像もつかぬリアルな実態が、実名と共に描写されており、興味をそそられて一度読み始めるとなかなか止まらなかった。  

今回はその中でもお薦めベスト5を記載。

出版された事が信じられない一冊。  これまでに多くの暴露本が出版されたが、この本の内容はあまりにも凄まじ過ぎる。

各業界トップクラスの実名を曝け出し、過去の悪行を全て暴露している。 正に命を賭けた暴露本と言っても過言ではない。  

訴えられて裁判沙汰とならないのだろうか?

 

 

目から鱗が落ちる一冊。  これまで漠然としていたバブル前後からの金融問題に関する事件が明確に記載されている。

バブルの頃は経済ヤクザではなく、インテリ・ヤクザと呼ばれていたような気がする。 当時の著名な方々の繋がりが詳細に説明されていている。

私は斯様な世界とは無縁であり、何故そこまでして金に執着するのか理解出来ない。  何百億持って何をやるのだろうか? 支配欲? 核開発の手伝いだろうか?

もしかしたら、日本人は金儲けが下手なのかもしれない・・・。

 

 

戦後の著名な方々の事が面白おかしく書かれており、芸能界という世界を歴史と共に解説している。

なべさんの男としての生き様も同時に感じられる一冊。  

 

 

川口和秀氏に関しては説明不要であろう。 現在においても不条理に対して真っ向から闘い続ける漢の中の漢である。

キャッツアイ事件の内容が明確に記載されてあるので、是非読んで戴きたい一冊。 

 

 

20年前に出版された本だが、今読んでもゾッとするSF調小説。

当時、この本の出版・販売に対して、A新聞の執拗な邪魔が入ったという訳が理解出来る。  

自称・歴史研究家としての私としては、井沢氏の「逆説の日本史」はバイブルと言っても過言ではなく、井沢氏の本は古本まで大量に購入し、ほぼ全部読破していたつもりが、今回書店にこの本が大量に並べられていたので即購入。

文化大革命や、北朝鮮の刈り上げデブの親父を彷彿させる一冊。  TビーSかテレAで2時間ドラマを制作してで放送したらどうだい?

 

現在、目の前には犬塚先生御推薦の「新潮45」8月号<日本を分断した天皇陛下の「お言葉」一年>をはじめ、数冊の本が積まれている。 暑さと痛飲で集中力が欠如している怠惰な精神に活を入れて、来週も真面目に読破しようと思う。

それでは、また。 ごきげんよう。 

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平成二十九年 御祭

2017-08-03 | 日記

七月二十九日(土) 曇晴

本日午前10時00分、皇大神宮別宮・伊雑宮において御祭が執り行われた。

今回も伊雑宮奉賛会副会長・南幸生氏の御高配を給わり、地元の錚々たる方々と共に神宮参拝禊会・事務局長として参列させて戴いた。

代表世話人の南英雄氏は忌中にて不参加。

 

曇ってはいたのだが、早朝の雨にて湿度が高く、スーツを着用していると汗がノン・ストップ状態となり不快指数350%以上となっていたが、正宮の前にて着座すると、平安の世から変わらぬであろう安らかな自然に包まれた感覚となり、蒸し暑さが揺るいで心地よささえ感じた。

筆舌での表現は困難だが、何となくDNAに隠れた遠い過去の記憶が呼び戻されたような懐かしい感じである。

心は安らいでいても身体は汗まみれ。 夏場にデブにスーツを着せるものではない!  帰宅後、汗抜きクリーニングへ・・・。

 

神職による御挨拶。

 

これより参進。

 

露払いの太鼓を先導に参進。

 

 

 

修祓の儀。

 

 

正宮の扉が開扉され、祭儀が執り行われる。

 

小嵜衛士の先導にて正宮へ参進。

 

 

 

参列者一同、正宮前にて着座。

 

これより玉串奉奠。  神宮大宮司代理・葦津氏より玉串奉奠が執り行われ、順次参列者一同による玉串奉奠が続く。

鎮守の杜に響き渡る小鳥のさえずりが心地良し。 されど背中からは滝のような汗が流れてくる・・・。  痩せなくては・・・。

 

神職による感謝の御挨拶。  

 

退出される神職一同。

 

平安の世から、当時と全く変わらぬ伝統が継続している。  良きものは継続され、悪しきものは排他されるのがこの世の常。

誠に祝着至極に存じます。  皇尊弥栄!

 

この後、公民館にて直会が行われる。 

エアコンの効いた室内が天国のように感じる。

 

加藤副市長による御挨拶。  

 

 

神宮大宮司代理・葦津氏による御挨拶。  

今夏より神宮祭主の池田厚子様が退任なされ、新たに黒田清子様が神宮祭主に就任なされました。

また、鷹司尚武大宮司が退任なされ、新たに旧皇族・小松宮家の流れをくむ、小松揮世久氏が神宮大宮司に就任されました。

 

 

全員ノン・アルコールビールにて乾杯。   水分を要求している身体に染みこむ美味さ! おめでとうございます!

この後、しばらく歓談して解散となる。

帰宅後、全身の汗を拭き取り、伊勢志摩の夏のユニフォームである短パン・Tシャツ・サンダル姿へ戻り、最近近所にオープンしたトンカツ屋”かつ勢”にて厚切りロース定食を食す。 分厚いトンカツなので待機時間が長かったが、いと美味し! 満足、満足。 汗をかいた日のトンカツは最高!(夏場に食欲が落ちないので、減量が困難・・・)

食後は本日撮影した写真の整理を行い、ジャスコにてプリントした後に伊雑宮へ行き、裏方で活動して戴いた女性達へ集合写真を配布。

夕刻は犬の散歩の手伝いというか、犬に引きずられて私が散歩をさせられる・・・。 再び全身大汗・・・。

風呂で汗を流した後、菊寿司にて一献。  生ビールが胃から全身へ染み渡っていく!  正に幸せの極地!

夏は生ビールが一番!  バブルの頃は2リットルのアルミ缶が流行っていたな~。 クピクピしたやつ、まだ販売しているのかな?

それでは、また。 ごきげんよう。

 

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