北面武士

至誠通天

令和元年 伊雑宮御田植祭

2019-06-30 | 日記

令和元年六月二十四日(月) 曇

 

昨夜は神宮参拝禊会 最高顧問・犬塚博英先生と和田大兄が御来訪なされ、代表世話人・南英雄先生、山本大兄、東岡大兄、村田憲彦、田畑豊和君らと共に、19:00より「だいちゃん」にて一献会が行われた。  

私は仕事で参加出来ないので、仕事前に犬塚先生の御来訪の準備と宴席を整えて出勤。  

久しぶりに犬塚先生のお話を拝聴したかったのだが・・・。 誠に残念至極。

 

本日は、皇大神宮別宮・伊雑宮御田植祭が執り行われた。

08:00 村田憲彦をピックアップし、伊雑宮へ向かう。  

天気予報では大雨となっていたが、例年の如く本年も曇晴天となり、写真機が濡れずにすんだ。 

私は”晴れ男”なので、御田植祭の写真撮影を始めてから12年間一度も雨に降られた事がない。 

普通の雨は大嫌いだが、台風・暴風雨と雷は大好きだ。(被害に遭われた方には申し訳ないが)

先日、家から300m先に落雷した時の光と轟音に大感激。


伊雑宮御田植祭式次第

08:10 杁差(えぶりさし)・田道人(たちど)の4組(2人/組)による「七度半」の使いが始まる。

09:50 公民館前にて「式三番」を納める。

10:20 伊雑宮境内にて整列し、神官の修祓を受け、御正殿に参拝。 その後、修祓所にて神官が作長に早苗を授ける。

10:40 伊雑宮より御料田へ参進。

11:00 早乙女、田道人らが苗代を三周半して早苗を取る。

11:20  「竹取神事」が始まる。

11:30 「御田植の神事」、小謡(田植唄)にあわせて御田植えが始まる。

12:10 簓(ささら)すりによる「刺鳥差の舞」に次いで小謡九番の御田植えがすむと中休みとなる。

15:00 「躍り込み」開始。 御料田から約二時間かけて伊雑宮一の鳥居まで練る。

17:00 役人一同一の鳥居内に整列し、太鼓、簓の三人が「千秋楽の舞」を行い、神事がめでたく終了。


本年度の御田植祭の担当は磯部町穴川区。


「七度半の使い」 公民館前より出立。


御料田へ参進。


御料田へ。





早苗を拾い上げる。


早苗を持って伊雑宮御正殿へ。


伊雑宮一の鳥居。


伊雑宮御正殿前鳥居に早苗を捧げる。


捧げられた早苗。


神宮の衛士さん。 警備御苦労様です!


「式三番」開始前の挨拶。


伊雑宮奉賛会会長・志摩市長 竹内千尋氏による挨拶。


穴川区長 助田恵哉氏による挨拶。


「式三番」開始。



伊雑宮へ参進。



境内にて修祓の儀を待たれる神官。


整列。


これより修祓の儀。





伊雑宮御正殿へ参進。


全員で参拝。


修祓所にて、神官より作長へ早苗を渡される。  

重要な祭儀だが、修祓所前は人混みが激しいので行かない。  江戸でも通勤時に満員電車は乗らなかった・・・。


御料田へ参進。



神前へ捧げられた早苗を運ばれる作長。


粛々と参進。



平時は笑顔を絶やさないが、祭儀においては常に真剣な顔つきの稲熊宮司。



いよいよ御料田へ。




神官整列。


全員整列を確認される伊雑宮奉賛会副会長 南幸生氏。


これより御料田を清める。





作長が左、右、中と早苗を奉下する。




伊雑宮奉賛会の方々。 いつもお世話になっております。 感謝合掌


南幸生氏と神官一同。


苗代を三周半して早苗を取る。





これより「竹取神事」。  村田憲彦は参加者年齢制限に引っかかり引退。

神宮参拝禊会に参加している地元の足立氏。  元気良いね~! 


皇學館大学空手部出身、タメ年の竹内氏。  8月は二つのビッグ・イベントがあるので、その節はヨロシク!


「竹取神事」開始。







泥が飛び跳ね、最前列の報道カメラマンの機材へ。  私はショット&ゴーで逃げる。



竹を降ろす。



竹取開始。











終了。


川へ向かって進む一同。


お疲れ様!


かき回された御料田を均す杁。




「御田植えの神事」開始。


平安の世から継続している御田植神事。  少子化の影響で、各地区参加可能な子供が激減している・・・。




師匠、区長と役員一同の集合写真。


御田植え神事を見守られる神官。



小謡九番。


竹取神事の後。  村田憲彦は参加してないのに泥だらけ。


 

 

 

 

 

 

これより中休みとなる。

 

消防隊員一同。  お疲れ様です!

 

特別席にて御覧になられていた犬塚先生、和田大兄、伊藤先生。

 

南幸生さん宅にて昼食を戴く。 御馳走様でした!

犬塚先生は、神宮崇敬会主催の倭姫宮夜間祭儀拝観に参列される為、神宮会館へ移動なされた。

 

和田大兄、南代表世話人、田畑君。

 

伊雑宮奉賛会一同並びに参列者数名。  いつも多大なる御高配を給わり恐縮致しております。 スイカ美味しかったです!

 

15:00 「踊り込み」開始。 これより二時間かけて伊雑宮一の鳥居まで練り歩く。

途中、全ての参加者の家族写真を撮影。(これが私のメイン撮影となるのだが、個人情報が煩いので割愛) 

師匠や奉賛会の皆様の御支援で、好き勝手な場所で撮影させて戴き感謝致しております。

 

 

 

 

鳥居に近づく頃、皆良い感じで酔ってノリノリの絶好調となる。

 

鳥居に入る役員一同。

 

終わりたくないので、なかなか鳥居に入らない杁・田道人。

 

境内に入るが踊り込みを止めない杁・田道人。  良いね~!

 

いよいよ「千秋楽の舞」。

 

 

 

 

伊雑宮奉賛会会長・志摩市長による挨拶。

 

神宮代理からの挨拶。

 

穴川区長による挨拶と万歳三唱。  皆様、手のひらの向きに注意しましょう。

おめでとうございます!   

朝の七度半の使いの時点で既に汗まみれとなり、以降は豚汁まみれのまま撮影していたので汗臭い自分自身に吃驚。

終了後、関係者への御挨拶もそこそこにダッシュで帰宅し、熱い湯船に入って疲れた身体を癒やす。

直会は毎年「だいちゃん」にて一献。 飛びきり冷たい生ビールを一気飲みしてリフレッシュ! 美味し!

これから一週間かけて少しずつ写真編集を行わなくてはいけない・・・。 ちょいとブルー・・・。

本年も祭儀に参加出来た事を嬉しく思い、心地良い疲労感と満足感に包まれながら、楽しい時間を過ごす事が出来た。

感謝合掌

それでは、また。 ごきげんよう。

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