十一月四日(日) 雨曇
06:00 起床。 典型的な二日酔い。 馬鹿は死んでも直らないから、生きているうちは絶対直らない。 結局、”わかっちゃいるけど、やめられない!”
カーテンを開けると雨・・・。 写真機が濡れてしまう、と心の中で小さく叫ぶ。
まずはシャワーを浴びないと何も始まらない。 シャワー、髭剃り、歯磨きと一連の動作を終え、冷たい水をたっぷり飲む。
ニュースを見ながら準備を整え、宿の前のコンビニでビニール傘を購入。 雨合羽のLLサイズがなかったので断念。
07:30 チェックアウトの後、全員集合して出立。
08:00 H隊長を迎えに明野駅にて待機。 08:25 隊長到着後、日本陸軍明野駐屯地へ移動。
H隊長と共に招待客として入場し、駐屯地内駐車場にて駐車。 10:00 の式典開始まで展示品観覧を行う。
昨年は仕事の都合で参列不可となったので、今年は是非参列したかった。
UH-60JA ブラックホーク。 日本軍では飛龍と呼ばれている。
若い隊員がスペックを説明していたが、あれはNGなのではないだろうか? こういうイベントには某国の諜報員が入ってくるのは必然。
飛行距離、燃費、機銃設置位置、了解!
CH-47 チヌーク。 東北大震災時、福島第二原発に水をかけたヘリコプターと同型。
今回は機内を一般公開されていた。 機内撮影禁止!
ペイトリオット・ミサイル PAC-3。 最低1000発は持たないと、異国からの攻撃に耐えられない。
DNSSKの長谷川大兄がおっしゃるように、国家が毎年支給しているO県の振興費3500億円をPAC-3や他の国防費に回せば良い。
この金の意味をO県知事は理解してないから、あのような愚行が可能となるのであろう。
良いね~!
OH-1 ニンジャ。 ペイントがイタい!
いくらイベントとはいえ・・・、一般人に媚び過ぎではないだろうか?
ブラックホークは最近の災害救助現場で頻繁に出撃している。
機内見学の為列に並ぶ。
AH-1S コブラ対戦車ヘリ。 AH-64D ロングボウ・アパッチ程の火力(ヘルファイアー)は無いが、機動性に優れている。
陸軍明野航空学校校長・服部陸将補による御挨拶。
ヒゲの隊長・佐藤副外務大臣による御挨拶。
御苦労様です。 日本国軍の為に予算をタップリぶんどって下さい!
機種によって多少違うが、エンジンをかけるのに約10分から20分の時間を必要とする。
エンジン・スタート! 排気口から熱風が排出される。
ベトナム戦争の頃から安定した飛行を誇るUH-1 ハンター。
順番に移動し、参列者の前を進みながら挨拶。
ブラックホーク
今年で完全退役となるOH-6D オスカーの後継機TH-480T エンストロム練習機。
各員参列者に手を振って挨拶。 白手袋をしているのでわかりやすい。
UH-1 ハンター。
AH-1S コブラ。 復座で前方が射手で後方が操縦士。
本来ならここでAH-64D ロングボウ・アパッチの登場となるのだが・・・。 残念至極!
人気上昇中のハヤテ・ジュニア。 創隊5年目となる飛行不可能なキュートなヘリ部隊。 雨の中スリップしないかドキドキして観ていた。 頑張れ!
災害地へ到着後、チヌークより偵察部隊が出撃。という設定。
偵察部隊の連絡を受け、チヌークより出撃するハマー。
ハンターから降下する隊員達。
偵察お疲れ様です!
このオートバイが欲しい! 確かKawasaki製だったような気がする。
お疲れ様でした。
今年で現役引退となるOH-6D オスカー。 シンプルなデザインが好ましかったのだが・・・、引退が惜しまれる。
最後の雄姿を御覧下さい。
上空200mからありえない角度からの急降下。 凄い!としか言えない。
真上と飛ぶオスカー。 何と、”自衛官募集”の文字が! そろそろ徴兵制度が必要なのではないか?
TH-480B エンストロム。 あまり好きではない・・・。 軍用ではないだろ?
綺麗なフォーメーションで飛行。
コブラがこちらを向くとちょいと怖い。 決して銃口は向けないでちょ。
ヘルメットと銃口の向きがリンクしているので、射手がこちらを向いたら銃口もこちらを向く。
銃口を向けるなよ! こっちを向くなよ!
なかなか雄々しい姿だ。
急降下の角度が半端ない。 教官の腕前は凄すぎる!
トンボみたいなスタイル。
ロングボウ・アパッチの雄姿を見れなかったのが、心から残念と思う。
コブラがその分頑張ってくれたのが嬉しい。
物資を運ぶUH-1。 空中でホバリング出来る機能がヘリの一番の利点。
他のヘリがパフォーマンスを行っている間、定位置で待機するコブラの隊員。
同じく、待機するチヌーク。
チヌークの操縦席。
災害に遭った人をレスキューに向かうUH-1。という設定。
機内より担架を下ろす隊員。
担架にフックをかける。
引き上げ!
レスキュー完了! 一連の流れがスムーズだった。 日頃の訓練の賜物であろう。
次はヘリのエンジンをかけたままのホット・給油。 これは消防法に引っかかるとの事で給油している格好だけ行う。
これを聞いて怒り心頭。 軍隊に一般の消防法を適応させるとは馬鹿ではないか? 下らない事で軍隊を縛るんじゃないよ!
戦場において、エンジン始動に10分から20分かかるヘリのエンジンを止めたらどうなるかわからないのか?
訓練は戦場より厳しく行わなくてはいけないのに、逆に軍隊を弱体化させるとは何事だ! 戦場での5分遅れは死を招く。
早急に憲法改正して、世界に誇れる日本国軍として認める事が必要だ。 過去のミッドウェイ海戦における失敗を忘れるな!
給油の為に着地するUH-1。
給油開始。 今一度言うが、軍隊において消防法が適用される事がナンセンス!
多少の危険を伴うが、このあたりは世界最強の米軍を見習って同様の訓練を行えば良い。
式典終了後、チヌークの前で集合写真撮影。
駅伝で交通規制があるので、急いで陸軍明野駐屯地から伊勢市内へ移動。
伊勢市内の駅伝コースの交通規制5分前に通過し、伊勢で一番伊勢うどんが美味しいと言われる「起矢食堂」へ到着。
空腹と共に、雨と風で冷え切った身体に、熱くて美味い伊勢うどんを胃に流し込んで暫し夢心地となる。
あまりの空腹に伊勢うどんの撮影を忘れる。 常に本能が理性を超えている・・・。
伊勢うどんがこんなに美味く感じたのは初めてかもしれない。(決して朝食を食してないからではない)
この後、伊勢キャッスルインまで移動して戴き、ここで皆さんとお別れの挨拶を行う。
次回は江戸・浅草での再会を楽しみにしております。
私はホテルから自分の車で帰宅後、雨で濡れた衣服を着替えて録画していた「オスマン帝国外伝」を観てから入浴。
久しぶりの禁酒とし、のんびりと静かな夜を過ごす。
濃密な2日間を過ごし、心地良い疲労感と共に爆睡。
それでは、また。 ごきげんよう。