奇跡への絆

図師ひろき

雑感619

2014年01月07日 23時40分56秒 | Weblog

 先日は“サントリー”の創設者である鳥井信治郎さんにまつわるブログを書きましたが。

 今日は、日本の経済界をけん引する“トヨタ”の創設者である豊田佐吉さんに関する話に少しお付き合いください・・・

 社名である“とよた”は、創設者の名前からとったものであることは誰から見ても明らかですが、豊田佐吉さんの苗字は“とよだ”と読むのが正式だそうです。

 ということで創業当時の社名は、“トヨダ”だったそうです。

 ロゴや看板なども英語で「TOYODA」を使用していたのですが、アメリカに車を輸出する際に、英語での新トヨダマークを作ることになった。その時に「トヨダ」ではなく「トヨタ」のマークが採用されることになったとのこと。

 その理由は3つ・・・

 1つは、濁音がない方が言葉の調子がいいこと。

 2つは、総画数(8画)が縁起がいいこと。

 3つ目は、創業者の名字から離れることで、個人企業から社会的企業へと発展する意味を込めた。

 ということだそうです。

 確かに、濁音がない方がスマートに聞こえますね。

 でももし私が起業したとして、名前を社名に使うとしたら、濁音は残しておいた方がよそさうです・・・

 子どもの頃「すし!すし!」とバカにされたことや県外に行くとまず1回では名前が伝わらず「すしさんですか?」と聞き返されることなどがトラウマになっている訳ではないのですが、苗字の頭に濁点があることでインパクトを与えることができます。

 その証に、一度覚えてもらえると次から聞き返されることはなく、名前を長~く憶えてもらっています。

 図師という名は、正式には“圖師”と書きます。

 “図”という漢字の旧字体なのですが、パソコンではなかなか出てきません。

 日頃は使うことはありませんが、祖父から“圖師”という苗字の由来を聞いたことがあり、それ以来“圖師”が大好きになり、急いでいないときは自信を持って「圖師博規」と書くようにしています。

 今年も“ずっしり”腰を据えて物事を見極め、動くときに“ずっしずっし”と一歩一歩着実に前進し、実り多き一年にします。

 “ずっしり、ずっしずっし”の圖師を今年もよろしくお願いします。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。