奇跡への絆

図師ひろき

川南の誇り、宮崎の力

2012年05月18日 23時20分24秒 | Weblog

 


 先日、宮崎県地域づくり顕彰授賞式典に参加させていただきました。

 

 

 この式典は、地域振興に関し、特に功績のあった個人及び団体を顕彰することにより、県民の意識の高揚を図り、宮崎の地域づくりの推進に寄与することが目的です。

 

 つまり宮崎を元気にしてくれている方々を表彰し、その功績を称えるとともに、その方々の活動が大きな波紋となって伝播し、宮崎全体が活性化することの願いが込められている授賞式でもあります。

 

 今回、地域づくり優秀賞は、長生きと健康を願って“長寿湯飲み”を長年にわたって高齢者に寄贈するとともに、新燃岳の噴火で悩まされてきた火山灰の有効活用を探求し、噴火で沈みがちな地域イメージを回復するなど地域振興に貢献された、宇都野 晄さんが受賞されました。

 

 また“第九の合唱”という形を延岡市の師走の風物詩として定着させ、地域に対する自信と誇りの醸成に貢献された、のべおか「第九」を歌う会や、放課後子ども教室における地域ぐるみでの次世代育成や自然を活かした体験型観光や農産加工品の開発などによる地域雇用創出に取り組まれた、特定非営利活動法人五ヶ瀬自然学校の方々も受賞されました。

 

 そして今回特筆すべきは、地域づくり奨励賞を受賞した「川南町若者連絡協議会」の皆さんです!

 

 川南町若者連絡協議会は、長年わたり“フェスティバルイントロントロン”の企画運営に加え、口蹄疫被災者支援として始めた義援金付きリストバンドによる寄付活動を多様な災害支援とも結びつけ、東日本大震災被災者に対しても迅速な支援活動などにより、地域イメージの向上に貢献したことなどが評価されました。

 

 表彰式では、緊張の中にも堂々と胸を張る川南若連協役員さんの姿は輝いていました。

   

 知事に対して、活動内容を詳細に説明され、しっかり義援金付きリストバンドも手渡されていました。

   

 地域活動に加え、口蹄疫の時の恩返しを今も続けている川南若連協の地道な活動には頭が下がります。

 

 何より、団体活動離れが甚だしい昨今にあって、若者が仕事をしながらも積極的に地域で汗を流している姿は、川南だけではなく宮崎の誇りであり、その活動こそが宮崎に未来を切り開く原動力です!

 

 覚えていらっしゃいますか?

 

 去年もこの地域づくり顕彰式では、同じ児湯郡の団体が受賞しています。

 

    

 木城町若者連絡協議会の皆さんです。

 

 2年連続で、口蹄疫被災地の若者団体が、宮崎を元気にする団体として評価されたことは本当に喜ばしいことです。

 これからも私も児湯の若者の一員として、しっかりあせをかいていきます!




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