奇跡への絆

図師ひろき

雑感493

2013年04月09日 23時11分04秒 | Weblog

 先週、東京出張でした。

 東京では歩きます。

 訪問先までは、主に電車や地下鉄を乗り継いで行きますが、その要領が悪いせいもあって、駅のホームからホームへとにかく歩きます・・・

 携帯電話に、万歩計の機能が付いているのですが、毎日ゆうに1万歩を超えます。

 宮崎で生活していると、せいぜい3000~5000歩がいいところで、意識して歩くか、ジョギングでもしない限り1万歩をクリアすることはありません。

 宮崎ではあまり見かけないのですが、東京で歩き回っている時に当たり前のようにある光景として、“エスカレーターでも歩く”があります。

 私も大きな荷物を持っていないかぎり、エスカレーターの右側をズカズカと歩いています・・・

 これが最近、都会では問題となっているようです。

 事実、エスカレーターの設置箇所が増えるにつれて、エスカレーター内での事故が増加しており、そのうち約15%は自分が歩行していて転倒したり、歩いていない利用者と接触が原因でケガをしているようです。

 本来、エスカレーターは歩かずに昇降できるように設置されているもので、エスカレーター内を歩くことを前提とした設計にはなっていないのです。

 それでもエスカレーターの右側に、ぼさっと立っていようものならば、怒鳴られんばかりのプレッシャーを浴びせられることも事実です。

 横浜市では、事故の多発を重く受け止め、エスカレーターの前後に“エスカレーターでは歩かないでください!”“歩行すると安全装置が働き、緊急停止することがあります”と表示されているとのこと。

 しかしその効果はあまりようです・・・

 自分でこけてケガをするなら自業自得でしょうが、エスカレーター事故の負傷者のうち半数は高齢者や障がい者が巻き込まれるケースとなっているようです。

 これからエスカレーターを利用する際には、心と時間の余裕をもって乗るようにし、ズカズカ無神経に歩かないようします。

 

 


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