奇跡への絆

図師ひろき

英霊から学ぶ

2010年04月09日 21時55分32秒 | Weblog


 戦没者慰霊祭に参加させていただきました。

 毎年参加させていただく度に、英霊の方々の尊い犠牲のおかげで今の私たちの生活があるのだと感謝の念でいっぱいになります。

 また私のような歳で慰霊祭に参加させていただけることは本当に有り難いことで、その中で感じたことを同世代や次世代の若者にどんどん伝えていかなければならないと使命感にもかられます。

      

 英霊が祀られている記念碑は、遺族会や隊友会などの方々がきれいに手入れをされており、立派に飾られた祭壇はもちろんですが、記念碑の周りに立てられた竹の一本一本にまで英霊を想う気持ちが込められていました。

 見てください!竹の皮の先までも丁寧に切り揃えられています。

 その丁寧さの中に家族への愛情を見ました。

 遺族代表の方の挨拶の中で

 「・・・年々、戦争の悲惨さを伝える語り部が少なくなっています・・・」

 と生存する戦争体験者から当時の状況を聴くことの大切さを訴えられていました。

 また今回の慰霊祭には、戦争当時に関する展示が行われていました。

    

 これは何だか分かりますか?
 
     

 千人針です。

 私も実物を見るのは初めてでした。

 戦地に向かう方のために、親類縁者はもちろんのこと地域の方々が一針一針、国のために活躍し、無事に帰って来いとの願いを込め縫い込んだものです。

 この千人針は、無事帰還され受け継がれたものなのか、遺品としてご家族のもとに届けられたものなのかは知ることはできませんが、これら当時を語る品々から我々は、最大限当時の状況を理解することに努め、そのうえで今を、そしてこれからの日本を築いていかなければならないと考えます。




 


 


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