議会報告

　先日、清武町議会の議会報告会に行ってきました。
　１０名の町議の方が代わる代わる報告をされ、来場されて方々も熱心に聞かれていました。
　一人の持ち時間が５分ということもあり、まだまだ話し足りない感じがありましたが、町政に対する熱い想いは十分伝わってきました。

　特に若手議員の勉強会“宮崎維新塾”の同士でもある野崎議員の報告は、日頃から意見交換しているだけに内容は良く分かりました。
　内容が分かるだけに時間がもっとあれば、まだまだ伝えたいことがあるのにと、我がことのようにジリジリしながら聞いていました。

　愛みやざきとしての県政報告会は定期的に開催していますが、市町村議員が合同で議会報告をすることは画期的です。
　私も県議の前は、木城町議員を２期務めさせていただきましたが、個人での議会報告は何度か行っていましたが、このような複数議員による合同議会報告はやったことがありません。

　支持する議員の話を聞くことも必要ですが、それ以外の議員の話を聞き比べ、行政に対しどのようなビジョンを持っているのか知ることも大切なことだと思います。
　
　議員は、執行部の予算執行が適切に行われているかを監視することが仕事です。　
　
　議員を監視するのは、住民の方々です。
　
　選挙が終わってしまえば、後は議員任せになるのではなく、日頃の議員活動にも大いに関心を持っていただきたいと思います。
　とは言え、活発に動き回る議員ほど、地元に居れないもので、関心は持っていただいていても、ゆっくり膝を突き合わせ、話す機会がなかなか創れないのも事実です。
　議員は、知事のようにマスコミが活動を取り上げてくれる機会も少ないので、何をやっているかを伝えることは苦労します。
　
　そのような中、合同での議会報告を開催することは、住民との距離を縮め、住民の声を行政に活かす絶好の機会になると思います。

　開催をするための準備は大変なのですが、日頃の活動を伝えたい議員と行政への思いを伝えたい住民とが一同に会することは大変有意義だと思います。

　そのような機会を創られた清武町議会の方々に敬意を表すると共に、清武町議会の取り組みに習い、我々もさらに努力をしていきます。