奇跡への絆

図師ひろき

雑感686

2014年03月29日 23時20分36秒 | Weblog

 幼い時の夢を叶え、イタリアプロサッカーリーグに入団した本田圭祐選手が苦戦しているようです・・・

 派手な入団会見から約2ヵ月半、順調なスタートを切ったはずの本田選手が、現在、現地メディアから厳しい声を浴びせられているという報道を見ました。

 チームの監督は

 「外国人選手がイタリアのサッカーに慣れるのには時間がかかる」

 と擁護してくれているものの、イタリアのサッカー専門サイトでは

 「今マックスの力を出さないで、いつ出すつもりだ?」

 「もっと守備もできる選手を獲得すべきだった」

 「天気の悪い冬のミラノでいつもサングラスをし、身につけるものは上から下までブランドもので、ジョージ・クルーニーみたいな髪型。」

 「試合で目を引くような活躍ができないのにおしゃれに気を使っているように見えては、サポーターの心をつかめない。」

 などプレー以外のことも含めて酷評が続いています。

 さらにミランのファンサイトには本田選手に関するスレッドが立ち

 「無用」

 「スピードも闘志もない」

 「練習場で寿司でも握ってろ」

 などと容赦のないコメントが並び、すでに戦力外的な扱いをされているとも・・・

 それでもイタリア在住の日本人ジャーナリストは

 「イタリアメディアの手のひら返しは日本の比ではありません。

 入団時にあれだけ持ち上げられたからこそ、その反動で今は厳しい評価になっているんです。

 本田が10番を背負っているため、かつての10番と比較されてしまうことも大きい。」

 と冷静に分析されています。

 どこの国でも、マスコミは商業的な記事を掲載するもので、それに便乗した心無いヤジが飛び交うことは珍しいことではなく、本田選手本人はもちろんのこと、その情報を得た人が振り回されることなく静観することで本質が見えてくるとも・・・

 手のひら返しが甚だしい国民性があるのならば、再び結果が出るようになった時の持ち上げようも半端ではないのでしょう。

 本田選手はそんなメディアの習性もすでに織り込み済みで、虎視眈々と勝利へのシナリオを研ぎ澄ませているに違いありません。

 そして私には本田選手が再び活躍し、熱狂するメディアやファンを前に表情を変えることなくインタビューを受けている姿が想像できます。

 本田選手が、今も日本を代表するサッカー選手であることは誰もが認めるところで、子どもたちのあこがれの存在であることにも間違いありません。

 夢を実現し、夢中で駆け抜けている本田選手にエールを送ります!

 顔張って、顔晴っていきましょう!


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