奇跡への絆

図師ひろき

宮崎の屋台骨

2009年10月03日 18時39分19秒 | Weblog
 第55回宮崎県畜産共進会に行ってきました。
 
        

 県内全域から畜産関係者が集い、会場となった小林地域家畜市場にはアドバルーンがあがり、出店もたくさんでて祭りさながらの賑わいでした。

 肉用種種牛・乳用種種牛・種馬の品評があり、県内各地から選ばれた牛、馬はどれも素晴らしく、なにより綺麗でした。

         

 形や大きさが整っていることはもちろんのこと、丁寧にブラッシングされた体は艶々とひかり、驚いたことにひづめまでにもペディキュアみたいに光沢を出す施しがされていました。

         

 審査員の方々が1頭1頭、食い入るようにチェックされ、大人しくその審査を受ける牛の傍らには生産者の方が心細げに寄り添われており、その姿が心象的でした。

 そして、いよいよ審査結果発表・・・

 マイクで結果が読み上げられる前に、審査委員長らしき人が1人の生産者のそばに行き、肩をポンポンと叩き、牛と一緒に少し前方に出るように促されました。

 受賞者が発表される前でしたが、その光景を見ていた会場の人たちからは大きな感嘆と拍手が沸き起こりました。

 会場の人は、審査員の動きが何を意味するかをよくご存知でした。

  
        
 
 受賞をされた方は、本当におめでとうございました。

 農業が主産業の宮崎県の中でも畜産は、土台であって屋台骨でもあります。

 “畜産振興なくして、宮崎振興なし”と言っても過言ではないでしょう。

 今回受賞者の中にも多くの若手生産者がおられ、ますます宮崎の農業が発展する勢いを感じることのできた大会でした。





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
見事な艶 (Fit)
2009-10-03 23:34:58
牛を美しいと思ったのは初めてです

あの毛艶牛ながら羨ましい‥‥

宮崎の未来もキラキラして見えます 
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Unknown (SAKURA)
2009-10-05 00:52:15
今年の夏に初めて『乗馬』をしました。
その日、馬に乗ったのも初めてだったんですが、実は馬を触ったのも初めてでした…艶のある毛並みはとても魅力的で、触り心地がとてもよく、初めてなのに何度も撫でてしまいました。

土曜日は天気も良かったし、毎日大切に育てられている馬と牛の表情と毛並みは、一段とキラキラ輝いていた事でしょう。
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