先日、サラリーマン川柳の名作をいくつか紹介しましたが、他にも興味深い川柳があることを知りました。
その名も“昆布川柳コンテスト”
一般社団法人日本昆布協会が、11月15日の昆布の日(これも初めて知りましたが・・・)にちなんで、昆布に関する川柳を募集したところ、全国から4000通を超える応募があったそうです。
源泉なる審査の結果、こんぶ王賞(キーワード“昆布”が入った川柳)10句、よろこんぶ賞(キーワード“よろこんぶ”が入った川柳)10句、そして昆布の日賞(和食をテーマにした川柳)10句が発表されました。
「ひかえめも ひきたて上手 昆布妻」(こんぶ王賞)
「身の丈の 幸せでいい よろこんぶ」(よろこんぶ賞)
「和食なら うまみは妻で 俺はだし」(昆布の日賞)
なかなかの名作ぞろいです。
サラリーマン川柳と一味ちがって、ほのぼのとした家族が思い浮かぶような川柳が並ぶなか、サラリーマン川柳にも似たテイストの川柳がありました。
「落ち込むな ほされて昆布は 味を出す」
これまたなかなか味のある作品ですね。
そこで私もいくつか昆布川柳を考えてみました。
「思い出す 都のこんぶ 梅の味」(想像すると唾液が出てきませんか・・・)
「濃淡は あれども議場は 昆布色」(スーツは紺色と昆布の色が似て見えたので・・・)
「おやつにどう おしゃぶりがわりに おんぶでこんぶ」(字余りですが韻を踏んでみました・・・)
皆さんも、昆布川柳を一句どうぞ!