奇跡への絆

図師ひろき

小さい地区こそ守る、それが行政の仕事。

2014年12月19日 20時50分38秒 | Weblog

 川南町の細神社冬まつりに参加させていただきました。

   

 とても寒い日でしたが、細地区の皆さんの温かい人柄にふれ、とても和やかな時間を過ごさせていただきました。

 細地区は、私が住む川原とよく似た山深い小さな地区で、そこの神社を地区の方々がまるでたき火に手をあてるかのように大切に大切に守られています。

 まず神事が行われたのちに、神楽の奉納もありました。

 見てください、この勇壮な舞を!

   

 鬼の面をかぶった舞手の腕の中には、子どもが抱かれ、邪気を払ってくれています・・・

 おや、どこかで見たことのある子どもじゃないか・・・

   

 うちの長男でした(笑)

 神楽を家族で見学していたところ、舞手の方がひょいと息子を抱え上げてくれて、無病息災を祈願する舞を踊ってくれたのです。

 親は大喜びでしたが、見ての通り息子は怪獣にでも連れ去られたかのように怖がって泣いてしまいました・・・

 驚いたことに、この光景を見た長女が・・・

   

 次は私の番だと察知したのか、息子が私の腕に帰って来るや否やギャン泣きを始めてしまいました。

 さすがにこの状態で、神楽に登場させるのは忍びなかったので、娘は頭を撫でてもらうだけになりました。

 こんなサプライズもあり、家族みんなで楽しませてもらい思い出に残る冬まつりとなりました。

 思い出に残るといえばもう1つ・・・

 地区の方から仕事に関する要望で

 「もっと介護報酬を上げてください!医療福祉の現場にいる私たちは、働いても働いても生活が豊かにはなりません・・・自分が満たされていないのに人に施すことには限界があります・・・福祉を充実させて人件費を上げてください!」

 と懇願されました。

 その通りです!

 医療福祉に携わる方々は、尊い仕事をされているにも関わらず、それに見合う給料が支払われていません。

 問題は、医療保険と介護保険の内容にあることは明らかですが、国の制度見直しは全く期待できませんし、国の対応を待っていたのでは現場は疲弊してしまいます。

 今までも宮崎県からできることを提案してきましたが、まだまだ足りません・・・でも諦めません!現場を知る議員として力を振り絞ることを再確認した冬まつりでもありました。

 

 

 


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