堀江貴文さんのインタビュー記事を読みました。
堀江さんは、元ライブドア代表で、最近では“ゼロ~なにもない自分に、小さなイチを足していく”という本を書かれ、“働くこと”について語られているそうです。
まだその本を手にしたことはなく、今回読んだインタビュー記事も本の紹介が主な内容でしたが、私の関心を引いたのは、堀江さんが学生の頃ヒッチハイクで各地を回っていた時の話でした。
大阪で串カツを食べたいと思い立ち、交通費を浮かせるためにヒッチハイクをした・・・という具合に、かなり大胆と言うか、安直です。
しかし、単なる安直でないのが堀江さんです。
ヒッチハイクというと、親指を立てて道端で立って、行き過ぎる車が止まってくれるのをひたすら待つ・・・というイメージがありますが、堀江さんは高速道路のサービスエリアで止まっている車のドライバーに声をかけて乗せてもらっていたそうです。
確かにこちらの方が、断然効率がよさそうです。
さらに大手の運送会社のトラックは、コンプライアンスが厳しくまず乗せてくれないので、ランドクルーザークラスに乗っている独り身のヒッピー風おやじやワゴンタイプの商用車にお願いすると、ほぼ間違いなく乗せてくれるそうです。
堀江さんいわく
「ヒッチハイクってこういうもんだというありきたりの図式にとらわれてはいけない。」
「人と違うことをやらないと人より得をすることはない。」
さらに日本の教育制度にも言及され
「日本の教育は、みんなと同じことをやるというのが中心ですが、個人の幸せな生き方とは全く真逆なことを教えている。」
「人と同じことなんか絶対にやるか!という思いで生きないともったいないですよ。」
とも・・・
ヒッチハイクという作業は、親指を立てて道端に立っているスタイルから入ることに意味はなく、いかに車に乗せてもらい遠くまで運んでもらうかに意味があるわけで、堀江さんはその目標を達成するために、固定概念にとらわれず、いかに人とは違ったやり方で成果を上げることが大切であることを教えてくれているのだと思いました。
私は議員として、議会や委員会といった公務を着実に遂行し、国内外の先進地研修や地域行事参加をいかに足を運ぶかが仕事だと思っていますが、それは議員であれば当然のことで、それでは道端に立ちヒッチハイクをする人のようなのかもしれません・・・
県民目線で働き、県民福祉向上が目標です!
目標達成のため、ありきたりにとらわれない活動を探し、実行していきます。