先日、東九州自動車道都農~日向間の開通式典に出席しました。
青空の下での式典は、とにかく絵になりました。
開通直前の高速道路上には、多くの関係者と地元の方々が集い、待ちに待った悲願の道の完成を華やかに祝いました。
私も、開通後ではなかなか撮ることができない写真をパチリ!
先導するのは女性白バイ隊のお二人。
災害時において高速道路は、くしの歯作戦の背骨として、被災地の命を救うための最重要インフラとなります。
また、救急や消防車両が1分でも移動時間を短縮できれば、守れる命は今まで以上に多くなることは明らかです。
そして・・・
東九州自動車道が繋がることで、物流と人の流れは大きく変わります。
また流れを変えるための政策も積極的に展開されていくことになります
年度内には、宮崎~大分までも開通予定で、そうなると宮崎と北九州までが、宮崎と山口、広島が、そして大阪までの時間的距離が一気に短くなることになります。
ようやく宮崎が“陸の孤島”から脱却できたといっても過言ではないでしょう。
そして言うまでもなく、高速道路は繋げることがゴールではなく、ここからがスタートです。
やっと同じ土俵に上げてもらったにすぎません。
綱引きは始まったのです。
今までは“高速が繋がっていないから・・・”と弱音を吐いてきた関係者も、これからは言い訳のできない真剣勝負により、物と人、そしてお金がどう動いたのか結果がはっきりと出ます。
そしてそれが関係自治体の評価に直結します。
開通式典での賑わいの中で、今後のしかかってくる行政関係者へのプレッシャーを私は密やかにひしひしと感じていました。
命を守り、運ぶ貴重な道路であるとともに、県民の暮らしや経済を豊かにする動脈とするために開通の波及効果をあげる取り組みを全市町村と共に展開していかなければなりません。
特に地元児湯郡は、おおいに恩恵と影響を受ける地域でもあります。
政治力を大いに発揮し、流れを引き寄せていきます!