奇跡への絆

図師ひろき

横浜高校vsPL学園2

2014年04月20日 23時52分52秒 | Weblog

 昨日の続きで、YouTube横浜高校vsPL学園“延長17回熱戦の裏舞台”のその後です・・・

 試合は同点のまま延長に突入します。

 延長になるとグラウンドコンディションも悪くなり、なんでもないゴロが突然イレギュラーするケースが増えてきました・・・

 11回表、横浜高校の攻撃。

 サード前に平凡な打球が・・・

 これが三塁手の前で大きく跳ね、ボールはレフト前へ。

 これを見ていた遊撃手が不安を大きくさせます・・・

 10回表の守りで、簡単なショートゴロをトンネルするというエラーをしていたからです。

 映像の合間のインタビューでも

 「10回のエラーのせいで、不安な気持ちが段々だんだん大きくなってきました・・・」

 来るな来るなと思っていると、打球は来るものです。

 ランナーが2塁に進んだ後の打球が、遊撃手を襲います

 襲うといっても、普段であれば難なくさばける程度の打球でした・・・

 明らかに体は硬直していて、あと10cmでも伸ばせば簡単に捕球できたのに、力ない打球は縮こまったグラブを横目にセンター前に・・・

 センターからのバックホームは、糸を引くような送球で、タイミングはアウトでしたが、途中交代していた捕手は、やはり硬直していて、ミットからボールをこぼしてしまい、横浜高校に勝ち越しを許してしまいます。

 高校野球のエリート中のエリートであるPL学園の選手でも、勝ちを意識したときには平常ではいられなくなる姿を見せてもらい、なんだか少し気が楽になりました。

 闘うグラウンドは違えども、私も硬直し平常を維持することが難しくなる場面があります・・・

 人間だもの。

 激闘はここで終わりませんでした・・・

 その裏PL学園は、怪物と言われていても連投の疲れでもうろうとしている松坂投手から1点をもぎ取ります。

 果たして勝利の女神はどちらに微笑むのか・・・

 明日をお楽しみに!