高鍋舞鶴ライオンズクラブを通じて、アイバンクに登録させてもらっています。
今回、宮崎県アイバンク協会設立30周年記念大会に参加させていただきました。
はじめに「アイバンク:光の架け橋」と題し、山口大学副学長の西田輝夫先生の記念講演がありました。
講演の中では、ヘレン ケラーさんのスピーチが世界規模のアイバンク設立活動に寄与したことが紹介されました。
また人の五感からの情報収集において、視覚からによるものが80%を湿ることが説明され、視力の確保が生活の質にも大きく関わることの説明がありました。
平成22年度末現在、角膜疾患のための視覚障がい者は約1万9000人おられ、角膜移植を待たれている方が2604人いらっしゃいます。
そして同年度末までに移植された眼球は1678眼です。
移植希望者は2~3年の待機期間を要し、長い方では5年も待たれている方がいらっしゃいます。
光のない生活が長年続くことは、健常者には到底想像の及ばない様々な障壁があると思います。
私はアイマスクボウリング大会や、タンデム自転車サイクリング、そして料理教室と視覚障がい者の方々とふれあわせていただき、その切に生きられる姿にたくさん勇気付けられました。
縁をいただきました。
大会の最後に、角膜移植を受けられた方のお礼の言葉があり…いつか私も役に立てるときがくるのかなと献眼をより身近に感じることのできた式典となりました。