朝から県庁に詰めています。
口蹄疫に感染した疑いがある牛が、都農町と川南町で確認され、和牛農家、酪農家そして養豚農家ら偶蹄類を飼育するの方々の眠れない日々が続いています。
県としても知事を本部長とする「口蹄疫防疫対策本部を設置し、各部局一丸となって対策に乗り出しています。
私は生産者の方々と連携をとりながら、担当部局への情報提供に努めています。
生産者からは・・・
「主要道だけの防疫ではダメだ!各町境の農道にも消毒ポイントを設置すべき!」
「畜産関係車両だけではなく、一般車両も消毒を始めるべきだ!」
「殺処分した後の埋め立て場所は確保できているのか?」
「自衛隊に協力してもらい、消毒液の空中散布はできないのか!」
「学校は家庭訪問の時期だが、特に畜産農家への訪問は自粛して欲しい・・・」
「子牛をセリに出す予定で、資金繰りを考えていたが、このままでは経営が行き詰ってしまう・・・」
「移動制限のため出荷できない豚は、太りすぎてしまい日に日に価格が下がってしまう・・・」
「のこのこ議員が現地視察に来ていたようだが、そんなことより対応策や価格補償策を考えるように言っとけ!」
などなど・・・見えない猛威に対する不安や怒りが続々と届けられています。
畜産は農業国宮崎の、食料基地宮崎の背骨です。
畜産が倒れれば、宮崎が倒れます。
繰り返しになりますが、県としても最善に最善を重ね現場対応をすると共に、国へ支援を働きかけ、一日でも早い終息宣言が出せるよう、また安心して経営再建ができるような補償体制を構築するために精一杯働きます。