ひろかずのブログ・2

79歳のおじいさんです。散歩したこと、読んだこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、腹が立ったこと等々何でも書いてみます。

平荘町・上荘町をゆく(58) 村名二題、上原村と養老村 

2024-05-14 09:26:28 | 加古川市歴史探訪 平荘町・上荘町編

 

    平荘町・上荘町をゆく(58) 村名二題、上原村と養老村   

    〈上原・かみはら〉
 天文元年(1532)の報恩寺の文書に「薬師堂、鎮守伊和明神、原村有之」とあります。
 ここに見える原村は、現在の上原(かみはら)です。
 志方町に原村があり何かと混乱があったようです。
 平荘の原は、これと区別するために、明治11年、村名を原から上原に変えました。
 この時、志方町の原村は下原(しもはら)と変わりましたが、昭和29年、西志方町原は志方町と合併時に元の「原」に戻しています。
 それにしても、この時(明治11年)「どちらの村を上とするか」について、おそらく議論が沸騰したことと想像されます。上と下では上下関係があるように思われます。詳細はわかりません。
 「上原」は、そのまま今日にいたっています。

    

    〈養老村・ようろうむら)
 もうひとつの村名「養老村」のことです
 明治10年12月、印南郡芝村と同中村が合併して新しく設定された村名です。
 ちなみに、平荘村の初代から五代までの村長を記しておきましょう。
   初代  滝 右左治   二代 滝 信二
   三代  前川 昌三   四代 滝 一二
   五代  滝  悦一
 「養老」村の有力の滝から、養老の滝を連想し、そこから村名を「養老」をしたといいます。

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