ひろかずのブログ・3

81歳のおじいさんです。散歩したこと、読んだこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、腹が立ったこと等々何でも書いてみます。

野口町をゆく(70) 富田 雅次(とみたまさじ)

2022-08-07 06:01:54 | 加古川市歴史探訪・野口町編

      野口町をゆく(70) 富田 雅次(とみたまさじ)

 加古川市野口町水足から偉大な人物が誕生しておられます。

 富田雅次(とみたまさじ)です。彼の略歴を紹介します。

 明治22年   野口村水足に生まれる。

 大正 3年   京都帝国大学(現:京都大学)医学部卒業

   〃 9年    ドイツ・アメリカ等に留学

  〃 12年   長崎医科大学教授

 昭和10年   ドイツ自然科学々士院会員

  〃 11年  胎生科学の研究

  〃 16年  台北帝国大学医学部長 

  〃 19年  山口県立医専校長

  〃 33年  日本学士院会員

 雅次は、生命とは何かを探求しつづけました。

 大学での講義中の彼の口癖は、「Morgen, Morgen, nichit Heute. (今日だけではない、また明日があるじゃないか)」で、学生をはげましました。

 彼は、戦後まもない頃、当時無医村であった野口村に、村立診療所を創設し、自ら院長として2年間勤めました。

 その後、診療所は発展的に解消して、加古川市民病院となりました。

 昭和421220日、逝去。72歳。

 *写真は富田雅次氏

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